世界で一番怖いもの。それは戦隊モノの全身タイツ。
2~4歳頃の息子の、この世で一番怖いもの。
それは
ヒーローものの全身タイツでした。
もちろん怪人たちも怖いんですが、なによりあのスーツがダメだったみたいで、見た瞬間に号泣するほど。
2歳前くらいまでは全然大丈夫でしたし、そもそもヒーローものなんて一度も見たことなかったのになんで?^^;
とにかくめちゃめくちゃ怖がるし、「戦隊モノのカレンダーが売ってる」っていう理由でスーパーに行くのも拒否。
雑貨売ってるところにはいかないから、と約束してなんとか買い物にいくものの
外ではだいたいご機嫌だった息子。3歳。
こんな小さいのまでダメw
とにかくすさまじい怖がりようでした。
でも幼稚園に入ると周りの子はみんな戦隊モノや仮面ライダーが大好き。
戦いごっことかするタイプでもないので、それでも年少くらいまでは全力で避けてきたようでしたが、うちの幼稚園、年中・年長は縦割りクラスだったんですよね…
年少までは完全乙女男子だった息子も年長のお兄ちゃんたちに憧れてなんでも真似しようとします。
そしてそのくらいの男子の共通言語と言えば、やっぱりポケモンかヒーローもの。
とうとう息子も戦隊モノを見る覚悟をきめたもよう(笑)
レンタルビデオ店で怖くて近寄れなかった戦隊モノコーナーに突進し、決死の覚悟で(適当に)とってきたのが「ゴセイジャー」でした。
家に帰って、これまた決死の覚悟でみるわけですが、もうガクブルで、私の背中にしがみついて半泣き(笑)
でも見てるw
結局そのときは2話くらい見て限界だったのですが、何度か挑戦するうちに最後まで見られるように。
というかこの「ゴセイジャー」、私の頃とは違いすぎて衝撃でしたw
戦隊ものっていったらマッチョなお兄ちゃんたちがバトルする番組だと思っていたのですが、今のって俳優さんたちみんなキラキラなアイドルくんたちなんですよw
しかもエンディングテーマでは歌って踊るっていうwww
すいません、おびえる息子の横で大爆笑してた私でしたw
でもですね、この俳優さんたちすごく若くてこの作品がデビューだったりして、一話ではおそろしいほどの棒読みだったのが、回を追うごとにうまくなっていくんですよね。
それがもう、まるで息子の成長を見るようで…(オバチャン…)
なんか応援したくなっちゃうんですよねー^^;
いつの間にか私もハマってたりしちゃうんですよ…
(決して若いカワイイ男の子が好きなわけでは……)
ちなみにそこから息子は戦隊ものにドはまり。
戦闘シーンというよりはあの成長ストーリーにすごく惹かれたようで、「ゴセイジャー」から始まって「シンケンジャー」、「ゴーカイジャー」、「ゴーオンジャー」、「ゲキレンジャー」……
いまだにほとんどのストーリーを説明できるレベルで見まくりましたw
その中でも息子は「シンケンジャー」(松坂桃李くんのデビュー作です!)が大のお気に入り。
これ、レンジャーがサムライって設定なんですよ。
で、剣道着で竹刀を振るシーンがあって。
これに憧れて年長のときから「剣道やりたい!剣道!!」
乙女男子なのに剣道少年に……
ナイショですがいまだにときどきひっぱりだして見てますw