コドモモ!

私とまわりのいろんなハナシ。

劇の練習が始まるも担任は来ず、異常事態が連発【文化祭の劇を不良をノセて成功させた話④】

 

大盛り上がりで決まった題材でしたが、

 

くわしくはこちら↓↓

 

一瞬の盛り上がりを維持できないのが、刹那に生きてる不良グループたちなわけで…

正直こいつらが真面目にやるなんて私も全然思っていませんでした。


毎年この時期は

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こういうやつらなんで…。


とにかく先生がいなきゃすぐ騒ぎ出す、暴れだす

真面目にやってる子を馬鹿にする、邪魔をする。

注意するとキレる。


邪魔にならないのが貢献というくらいの感じだったんですよ。


だから、彼らにはとりあえず「やりたい」という気持ちだけ維持しといてもらって、脚本をそこそこ覚えといてもらったら、あとは舞台でアドリブ交じりでも適当にやってなんとか形になれば、くらいに思っていました。


音響や照明、大道具小道具は比較的まじめにやってくれる大人しい子がそろっているのでそちらでなんとかして、彼らは本番舞台で暴れてくれればそれでいいや、みたいな…

 

 

 

シナリオ段階からいつもと様子の違いすぎる不良たち

 

でも意外にもこのテンションはその後も下がることはありませんでした

 

シナリオ段階から

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普段話したことないようなのがやたら話しかけてくる。

 

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ああしよう、こうしようという提案や、自分の見せ場を増やせだの、セリフを増やせだの…(覚えられるのホントに?)


あんたたちからナギちゃんとか呼ばれたことなかったんですが、なんなの?

なんか、いつもと空気が違いすぎてコワイんですけど…


まあ、ハズした提案も多々ありましたが…

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持ち時間は準備撤収も含めて30分なので、実質20分程度。(それでもやってみると意外と長いです)

もちろん全部の提案は受け入れられないんですが、却下してもブチブチ言わずに意外と素直に聞くのはモリシー説得の件の効果なのか…?

 

不良たちが練習を真面目にやっているという異常事態


ほどなく練習がはじまりましたが、ここでも彼らのテンションは下がりません。 

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「ちゃんとやれ」とかあんたの口から出てくると天変地異かと思うよ…?

 

普段はちゃかすような演技の練習もけっこうマジメにやってるし、

「そこもっと大きい声出せよ」とか、

「ちゃんとセリフ覚えて来いよ!」とか、

聞いたことないような言葉を連発するヤンキートップふたり。


なんたって普段チャラチャラしててもヤンキーグループのトップ

とりまきたちは普段が普段だけにすぐもとに戻っちゃうんですが、

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こいつの一声で男子は学年中から無視されたりリンチにあう可能性だってあるわけで。

だれが言うより効果がありました。

 

もちろん元が元なんでふざけに入ったりすることもありましたが、しばらくすると我に返るというか「あ、やっぱちゃんと練習やろうぜ」みたいな雰囲気に戻ってくる。

はじめは小さい声&棒読みだった取り巻きたちも、次第に「演技っぽいもの」になっていきました。


とはいえ練習期間は1か月近くもあったので、とちゅう中だるみすることはありました。

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でも不良グループナンバ―1、2、さらに学年ヒエラルキー1位のボス女子が主役でめっちゃやる気なので、仲間内で勝手に注意しあってくれるという異常事態。

いや、いいんだけど。

 

実行委員をやるのは初めてでしたが、毎年委員が泣かされたり苦労してるのを見てるのでまさかこんなに楽ができるとは…。

すごくいいんだけど、普段が普段なだけに異常にしか見えないんです…。


ただ彼らは元がアレですから、はしゃぎすぎてハメをはずすことは多々ありました。

ケンカのシーンばっかり練習したがったり、おふざけが混じり始めたり。

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 事故でせっかく作った大道具を破壊したり。

 

こんなとき、以前の彼らならふざけるか作った子のせいにするか、下手をすると

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 他のものもぶっ壊すかなんですが。

 

今回は… 

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あっるぇぇぇ!?あんたたち誰!?

 

めっちゃ素直に謝ってる…。

 

「自分が主役」ってのがよっぽどうれしかったんでしょうか…。

彼らが(普段は見下してる大人しい)人に頭を下げるとか、サポートしてくれる周りに気を配る姿なんて、マジでこんなもん目にする日がくるとは思わなかった…

 

普段が普段だけに、謝られる方は完全にビビっちゃってるんですけどね…本人たちはあまり気づいていない様子…。 


劇のとき以外はだいたいいつも通りなんですよ?

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それが、こう。

 

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すごい効果だな…。

 

もしかして先生たちはこれが見たくて毎年劇をやらせているんだろうか…。

(でもそうそうこんなこと起きないとは思うけど…)


めっちゃひねくれてると思ってたけど、彼ら、案外素直なんでしょうかね…。

 

このガイコツ持って踊ってたりしててヒヤヒヤしましたが、以前のように壊してしまうようなことはなかったです

 

 

 

一方ヘソを曲げてる担任は。


ちなみに担任モリシーは、ヘソを曲げてるポーズを崩さず、練習にはほとんど顔を出しませんでした


たまに見に来ても

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ちらっと見るだけ。

まあ、いいんだけど…。

一応それでもちゃんとやってるし。


奇跡としか言いようがないんですが、そんな感じで本番までこぎつけたんですよ。


次回は本番です。

 

文化祭の劇を不良をノセて成功させた話-もくじ

サイコパスな担任Hのハナシ⑧~クソガキvs変態教師 

混雑に振り回されない!池袋サンシャインシティ水族館を120%楽しみきる方法 

典型的「体育教師」を攻略セヨ【文化祭の劇を不良をノセて成功させた話③】

 

不良男子グループとボス女子グループをなんとかノセて劇の題材は十五少年漂流記に決定。

しかし「かさこじぞう」になぞの執着を持っている担任を説得できないと劇はできません。

ビビるクラスメイトに「私が説得する」とタンカ切って教室を出ました。


今までのお話は↓

 

問題の担任を説得する

 

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実は私、こっちはうまくやる自信があったんですよね。

「優等生女子」と「ヤクザ教師」ってわりと相性いいんですよ。

 

ヤクザ系体育教師は優等生に弱い


これはじゃんけんみたいなものでして。


不良・ボス>優等生女子>ヤクザ教師>不良・ボス


私にとっては不良たちをノせるほうがよっぽど大事業でした。


男子は究極的にはこぶしでわかりあおうとしてしまうのでダメなんですが、

・怒られるいわれがなく

・普段から負担を強いていて(不良たちを怒鳴り散らしてばかりいて構ってないので)

・さらにこぶしでわかりあうわけにいかない

そういう優等生女子に、ヤクザ系の先生は基本的に甘いんです。

 

普段何気なくコミュニケーションをとって懐いているならなおさら。

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ふだん「ほとんど構ってやれてない」という負い目?申し訳なさ?のようなものがあるみたいで、基本的にとても当たりがやわらかい。

 

よく「優等生はひいきされてる」といわれましたが、ほとんどはこういうパターンなんじゃないかと思いますよ。

先生としてはバランスをとってるだけで、むしろひいきしてるのはちょっと悪い子たちという認識があるんじゃないのかなあ。


1年のときも担任がモリシーだったので気心知れてると言うのもありますが、多少ピリピリしてても私はあんまりこの先生が怖いと思ったことないんです。

みんなはめっちゃビビってたけど、私は実はこの先生、けっこう好きでしたw


というわけで、職員室に行きました。

優等生女子の生存戦略

 

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コツは「ただひたすら教師を信頼しているフリ」をすることです。

 

「担任の実態を上回る期待を先にかぶせておく」と、彼らはその期待に応えようとしますから!

 

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彼らはわかりやすくひねくれた反応には慣れていますが、ひねくれまくって一周回ってまっすぐに反応を返されるのは得意じゃありません

 

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絶対に嫌味やあてこすりで言ってる感を出してはいけません

素直にまっすぐ、ただそう信じているからそう言っているという演技をしましょう。


コレがボス女子や不良男子とかだとまた反応が違うのかもしれないですけどね。


でも、ここで担任は「おまえそれわざとやってるだろう」とは言えないんです。

 

彼らは統治に力を使っているだけに、相手との信頼関係というのをけっこう重視しています

 

もし万が一これが本心からで「なんでそんなこと言うんですか!?ひどい!」って泣かれるのを彼らはものすごく恐れています。

真面目にやってる子に圧力をかけて信頼をぶち壊しちゃうのが、一番修復が困難なのを彼らも知ってるわけです。


それを逆手に取らせていただきます。

ムッとした顔にひるんではいけません。

 

ひるんだ瞬間、全部バレて大変なことになります。

 

「まさか先生がこんなに一生懸命な私を裏切るはずがない」という全幅の信頼を演出しましょう。


あ、先生を立てるのも忘れずに!

 

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そして言いたいこと言いきるまでは相手に口を挟ませない。

 

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不良たち用の説明ではこの作品でどれだけ「崩せるか」を(暗に)プレゼンしたわけですが、こちらでは逆にどれだけ「ちゃんとした」作品かをプレゼンしました。

(反対する理由を封じるためです)

 

 

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相手の怒りは思い切って一切スルー。

あえて空気は読みません。

読んでるそぶりも見せてはいけません。

 

信じる者はおのれのみ。

 


あとは気迫勝負。

 

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 勝ったw

 

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まあ、先生もうすうすコイツわざとやってんなって思ってるんでしょうが、そこはもう、駆け引きです。

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歓喜に沸く教室。でも文化祭準備は始まったばかり

 

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教室帰ったら、英雄扱いでした。

みんな、私たちが2、3発びんた食らって帰ってくるんじゃないかと思っていたようです。

(モリシーそんなことで殴らないと思うけど…)

 

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こうしてみると素直なんですよねー。意外と。

そして担任モリシーがよっぽど怖いんでしょう…。

 

恐ろしいモリシーと無理めの交渉を成功させたってことで、だいぶ彼らからポイントを稼いだようでした。


正直画策はしていたものの、ここまでうまくいくとは思ってなかったんですけどね…。

めっちゃ盛り上がる不良男子・ボス女子たち。


普段一番もめる(役者やりたい子なんてそうそういない)配役は16人(15少年+ジャガーの役です)、全て立候補で一瞬で決まりました(全員ヤンキーグループとボス女子グループ)。

 

 

これでだいぶやりやすくなったはず…。

 

ところで

 

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一難は去ったものの、劇はまだ始まったばかり…。

 

 

 

【文化祭の劇を不良をノセて成功させた話①】出し物でもめて波乱すぎる幕開け 

勉強しない子を自分から勉強する子に!6ステップでご紹介します

【超】美容師さんに聞いたボブショートの凶悪な寝癖の直し方【時短】

やる気ゼロの不良たちをやる気にさせた方法【文化祭の劇を不良をノセて成功させた話②】

 

中学の文化祭の劇の題材決めで担任モリシー案の「かさこじぞう」と、不良・ボス女子グループ案の「ファッションショー」で対立。

 

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担任がヘソを曲げて職場放棄してしまいました。

 

担任不在で再び題材決めをするも不良・ボス女子グループの反対でなにも決まらないうちのクラス。

これをどうにかまとめなきゃいけない責任者の私…。


くわしくはひとつ前のお話をどうぞ↓ 


その日は結局なにも決まらず、翌日に持ち越すことになりました。


が、不良グループとボス女子グループは「ファッションショー!ファッションショー!」しか言わないわけです。

 

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でも舞台の題材は希望をだしても、実行委員と先生のチェックで許可がでないとプログラムに載せられず、クラスに差し戻す仕組み。

 

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チェックする先生の中に担任のモリシーもいるので、差し戻されるのは目に見えてるし、それ以前にそんなことしたら火に油注ぎますよ?

無事に済まないのはあんたたちでしょ?(普段の行い的に)


というわけで、新たに題材を選びなおすことになったのですが

 

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当然なんにもでてきません。

 

不良・ボス女子グループがファッションショーにこだわってる以上、それ以外だったら何を出してもからかい倒されて屈辱的な思いするだけなの、みんなわかってるしねー。


なので

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しょうがないという体で私がいくつか提案しました。

 

題目は「風の又三郎」。

大騒ぎの教室に、交錯する野次


が、これは捨て案です

反応も想定内なのでこれでOK。

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やる気ゼロの不良どもをやる気にさせる方法


前日、私は必死に考えたんですよ。

 

彼らは「自分たちで考えたファッションショー」が拒否されて拗ねてるので、ここで上から押しつけるようなことしても後々めんどうなことになるのは目に見えています。

 

普通に決めたら

 

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絶対にこうなるわけですよ…。


そして恥をかくのは無理やり舞台に押し上げられた「大人しい子」たちっていうね。

それだけは避けたい。(私は出る気ないけど)


だいたいこいつらがいるクラスでは毎年、こいつらにどれだけ練習を妨害させないかが文化祭成功のカギでした。

気が向いたときしか練習に参加しない上に、参加したら参加したで

 

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真面目にやってる子をバカにするか、大道具小道具で遊んで破壊するか…。

 

今回は担任がモリシーなので大丈夫と思っていましたが、「かさこじぞう」がらみのいざこざで全然アテにできなくなりました。

 

2,3人いるだけでこうなんですから、クラスの半分がこういうやつらなうちのクラスでは…

 

 

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題材をなににするか


まずもって彼らは派手な格好をして目立ちたいだけなんです。

だからそこと、担任案の「かさこじぞう」の間を模索しなきゃならない。


そして、できれば「自分たちがやりたい」モードになっている彼らが、自らキャストをやるように仕向けたい。

 

裏方やられたらぶち壊されるの目に見えてるし…。

舞台に立ったら恥かくのは自分なのでまあ、多少はやるでしょう。


ということは

1、出演人数が多くて
2、男女両方出られて
3、派手な格好ができて
4、彼らが好むような起承転結のはっきりした、見せ場の多い作品

ということになる…。


まず派手な格好が自然とできるということで、海外モノ(ヨーロッパもの)を考えました。

外国人なら髪の毛黄色くしてもなんとか言い訳がたつし。


で、派手な格好ならドレス…ですが、お姫様ものなんかだと不良男子どもが絶対に嫌がるしそもそも登場人物が少なすぎる。


古典・時代モノといっても昔話や童話のようなものだと絶対に両グループとも嫌がるんですよね。


意外と難しい…んですが、実は私にはひとつだけ心当たりがありました。


みなさんならなにを選びますか?

 

「自分たちが選んだ」感を演出する


でも、題材がよくてもまだ足りません

 

彼らを動かすには「自分たちが選んだ」という意識が絶対必要だと思いました。

 

「俺らがやりたいからやってる」感を演出してやらないと結局何を選んだとしても

 

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こうなる。

絶対になる。

 

なので、まずは「拒否されそうな案」もいくつか用意して、そこから本命を選ばせるという手順を踏むことにしました。

 

それで出したのが、この「風の又三郎」。

これは撒き餌なんです。


だから、本命は別にある。

 

 

 

果たして不良どもを巻き込めたのか


私が本命に選んだのは十五少年漂流記

 


これも定番ですが、絶対食いつくという自信がありました。

十五少年漂流記」おもしろいしね。

 

舞台はニュージーランド

お坊ちゃん学校の生徒たち15人はイギリス、アメリカ、フランスなど、欧米各国の出身

(オーストラリアやニュージーランドがイギリスの植民地だった時代ですね)

 

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彼らはバカですが頭の回転は速く、自分が楽しめそうな気配にはさといんです。

 

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察しがよくて助かります。

私から言い出して責任押し付けられるのはいやだしね☆

 

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よくぞ聞いてくださいました。

確かに「十五少年漂流記」には男子しかでてこない。

 

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でもそこはシナリオで何とでもなるもんね。

ついでにめんどくさいことは引き受けるアピール。

 

そ れ に

 

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ドレスの一言で懐柔される派手系女子たち。

 

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ナンバー1、2が乗り気になったことで、一気にノッてくる下っ端チンピラ系男子たち。

ガイコツとか猛獣と戦うとか、取っ組み合いのけんかとか…

ヤンチャ系男子の好きそうな要素がいっぱいつまってる作品ですから、食いつきが半端ないです。

 

勝手に「俺がやるならどうやるか」をしゃべりだす始末。

 

なので、決をとるまでもなく

 

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ほぼ満場一致で「十五少年漂流記」に決定。

 

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一本釣り完了ー。


ファッションショーファッションショー言ってたことなんてすっかり忘れて盛り上がる不良・ボス女子グループ。

もう完全に自分たちがやるつもりになっていました。


おとなしめな子たちはこの際我慢してもらうことになりますが、まあ、舞台ぶっ壊されるよりは…。

とはいえ、おとなしめな子たちにもおおむねこの十五少年漂流記は好評でした。

 

困ったときの十五少年漂流記ですよ!マジ便利…!(使うことなさそうな豆知識)

 

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子育てに応用もできるよ!


この方法、いまだに子供を動かすときにも役に立っていますw

 

子供の好きなもの、反応するものを正確に把握しておいて、選択肢を用意して「自分が選んだ感」を演出

本人が今興味があることと、やってみてほしいことを結びつけます。


これがハマると面白いようにやる気をだしてくれます。


例えばこのときとか、実はそう↓

 


まあ、うまくハマれば、なんですが^^;;

当然失敗することも多々ありますが、やりなさい!って言うより効果ありです。


使いどころを間違うとアブナイかもしれないですが、勉強や体験学習などのやる気を引き出すときにほんとに使えるのでオススメです。

 

しかし課題はこれだけではない…担任をどう説得するか?

 

そんなわけで空気が一変したクラスでしたが、問題は担任が納得するかどうかです。

 

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こういうときに恩を売っておくのが、優等生がうまくやるコツなんすよ。

 

 

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すでに漂流少年団モードに入っていた不良グループ・ボス女子グループはめっちゃ素直に祈ってました…。

 

【続きます】

 

 

【文化祭の劇を不良をノセて成功させた話①】出し物でもめて波乱すぎる幕開け

【池袋】カワウソと触れ合えるエキゾチックアニマルカフェ「コツメイト」に行ってきました!

ゲームで勉強加速!?スタディサプリのゲームを詳しく解説します!

【文化祭の劇を不良をノセて成功させた話①】出し物でもめて波乱すぎる幕開け

 

文化祭シーズンはすぎちゃいましたが、私が中学校の時の文化祭の話です。


うちの中学の文化祭は学年で1クラスだけ研究発表、残りはすべて舞台で劇を披露するというモノでした。

(1学年6クラスあった)


劇というのは決まっていますが、題材は戦争ものや文学作品などの定番のものから、インディジョーンズやトイレの花子さんなど、子供たちが好きなものを選んでけっこう自由にやっていたんですね。


まとまりのあるクラスならめちゃくちゃ楽しく、そうでないと地獄を見る、そんな文化祭。

 

 


で、中学3年のとき、私は文化祭実行委員でした。


そしてそのときのクラスは

 

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男子はウェイ系ヤンキー(いわゆるDQN…)グループのナンバ―1と2、そのとりまき、女子は学年ヒエラルキーのトップに君臨する女王サマとその取り巻きたち…。


ボス女子の顔がこのときの

 K子にそっくりですが、実際そっくりでした。(中身も)

ボスだったK子を抑えて学年ボスになったくらいですから、まあ、よっぽどな感じです…。


つまり、学年で問題アリの子、いじめの総元締めみたいな子たちをありったけ詰め込んだクラスだったんですね。


残りは扱いやすい大人しい子。

なんとも極端なクラスでした。


それを学校で1番コワイと評判の生徒指導の体育教師の見本みたいな先生が束ねていた。

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大阪のオバちゃんじゃないです…オッサンです…。

 


どこにでもいましたよね~こういう先生。

当時各校に一人はいた「対ヤンキー戦闘部隊」教員の元締め的な先生です。

 

ツッパリ男子をボコボコにしたり、金髪にしてきた男子の髪を強制的にバリカンで丸坊主にしたり、化粧バリバリな女子の顔をママレモン(食器洗剤)で洗ったり…

 

今なら一発退場になりそうなこともけっこうやっていました。

(当時だってけっこうグレーだったはず…)

 

モリシーの姿を見ればどんなヤンキーもおとなしくなる。


ただこの先生、おそろしいことにはおそろしいのですが、意外と繊細に生徒のことを見ていたり、ユーモアのわかるところがあったりして、卒業後に元ヤンキーがあいさつに来るなどなんだかんだ慕われてもいる先生でした。

 

いましたよね~。

こういう先生。

 

一方クラスの不良たちの非行程度は「夜の校舎窓ガラス壊してまわ」るほどではないけど、「盗んだバイクで走りだ」すくらいのことはしちゃう程度。

尾崎豊が流行ってた)


今までも万引きだの喫煙だのカツアゲだの詐欺エアマックス詐欺が流行ってた)だの…まあチマチマした(?)悪さをしょっちゅうしている連中で、さらに組織力をかさに着て大人しい子をからかったりバカにしたりは通常運転…。

 

1年生でも彼らの顔は知ってるくらいには有名人でした。


ハイ。そんなクラスで劇とか。

頭痛いわけですよね。

しかも私が責任者。


今回はそんな話です。

 

 

 

しょっぱなから波乱…


ただ、クラスのメンツはアレでも、モリシーがガッツリ監督してくれるんならなんとか形になるんじゃないか。

学校中の不良たちが震え上がるような先生でしたからね~。


だから、実行委員(私)はだいぶ楽なはず…と思っていました。

そのときまでは…。

 

モリシーのクラスは毎年モリシーが出し物を決めるのが恒例でした。

 

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まあ、実行委員的には楽だし、今まで出してきたモノはそこそこおもしろいものだったので特に不満はありませんでした。

 

でもその年は何を思ったか

 

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かさこじぞう。


冗談かと思ったら本気のご様子。


中3ですよ?

不良だらけのこのクラスで、かさこじぞうですか?


さすがに私もソレ、まとめる自信ないんですけど…。

 

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もちろんほとんどが一斉に反対。


じゃあおまえらが決めてみろってことになったんですが、出てきた案が

 

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ファッションショー。

 

止めようもなく盛り上がる不良グループ・ボス女子グループとドン引きする大人しい子たち。


まあでも、ヤンキーたちの勢いを止めるとまた攻撃されるんで、しょうがなくファッションショーに決まりかけた時

 

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なぞの「かさこじぞう」への執着を見せ、担任がキレた。

ドアを蹴っ飛ばして教室をでていっちゃいました

 

たしかにどっちもナイけど先生も大人げない…。

 


担任的には、このクラスであえて「かさこじぞう」をやらせるってことになにがしかの意味を見出してたのかもしれないですが…

いやいや、中3ってそんな従順じゃないですよ…。

 

こいつらただ派手なかっこうして騒ぎたいだけだし。

もうちょっとうまくやりゃいいのに…


そんなわけで、担任抜きでまた1から決め直しになったのですが、頭の中が染髪と普段はできない派手な格好でいっぱいの派手グループたちは

 

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超ヤル気なし。

というかなんにでも反抗したいモードに突入。

ていうか担任いなくなったらやりたい放題。


彼らが反対すればなんにも決まりません。

彼らが反対するものに賛成すればからかいのやり玉にあがることは目に見えてますからね…。


こいつらをどーにかしてノセて協力させないとなんにも前に進まないんです。

司会は私…。


さあ、どうする…

 

 

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息子、絶賛ブログ執筆中です。

 

しかし、最初の壁はそもそもキーボードで文字が打てないということでした。


まずローマ字がかなりあやしい。

あいうえおくらいなら大丈夫なのですが、濁音や半濁音(バとかピとか)、小さい文字が入る場合(シャとか「っ」とか)や、vやfの発音(ヴァやフェなど)などなど、イレギュラーなものに大苦戦しておりました。


最初は300字打つのに2時間以上かかってたんですよ…^^;;

 

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集中して静かにやってくれるんじゃないかという私の淡い期待を吹き飛ばして奮闘していた息子ですが、気が付くと

 

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あれ?いつの間にか打つのはやくなってるー!?

 

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ものの半月ちょっとでタイピングにかかる時間が半分以下になりました!

やっぱり子供はのみこみが早い…!

 

 

 

最初は人差し指で押していた息子


誰しも通った道かと思いますが、息子も最初はこうでした。

 

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人差し指で一文字一文字探して打つモグラタタキ方式。


これで文章書くとか気が遠くなりますよね^^;


なので最初は

 

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何度も泣きついてきていた息子ですが、「見て探してもいいから、両手を構えて押すようにしてごらん」と言ってからかなりのスピードで上達してきています!

ブラインドタッチは無理でも両手で


本当はブラインドタッチ(キーボードを見ないで打つ)が最終目標なので、最初から指のポジションを教えた方がいいのですが、そもそもできないことを「こうしなさい!」ってやられるの、ダメなんですよねえ…息子。

 

すぐこうなる

 

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拒否。

 

子供ってこうですよね^^;;

気持ちはわかるよ…。


なので、せめて人差し指でぐるぐる探すのはやめて、両手を構えて見つけたとこを押すようにしてごらん、と言ってみました。

 

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これである程度できるようになって(というかキーの位置をある程度体で覚えて)から、ブラインドタッチ用のキーポジションを教えるのでいいかな、と思っています。

 

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よくわからないものを必死でやってるのに、さらによくわからない「やり方」を強制されると大人でもちょっときついですからね~。


タイピングのコツや教本のようなものでは「最初からキーを見ない!」とよく書いてあります。

 

でも私もそんなのできなかったしー。

 

だけど今は考える速度でタイピングできるくらいには上達したので、やりやすい方でいいと思うんですよね。

 

タイピングゲームに挑戦しよう!

 

ちょっとキーが押せるようになったら、タイピングゲームをやってみるのも面白かったです。

 

息子のお気に入りは漢字クイズ+タイピングのもの。

 


これは魚関連の漢字の読みをタイピングするもの。

なにこれ見たことない!!ってものも多くて難易度は高いですが、間違うとちゃんと正しい読みを教えてくれるので大人も勉強になります。

 

 難しい漢字も何回もやっていれば覚えてくるので、だんだんハイスコアを更新できるようになってくるんですよね。

 

親子でスコアを競い合っても(漢字が難しすぎてタイミングによってはいい勝負でした;)たのしいですよ!

 

 

タイピングだけじゃない!意外な学習効果


はじめは伝わる文章を書く練習とタイピング練習になればと思って始めたブログでしたが、別のところにも意外な効果が出てきてて驚いてます。

地味に表記間違いが修正される


前の記事にも書きましたが

 
息子の鬼門だった「ず」と「づ」などの微妙な表記違い。


これね、PC入力だと、間違うと変換がちゃんとできないんですよね。

 

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「きづく(気付く)」とか「近づく」とか「つづく(続く)」とか…。


間違うと消して直さなきゃいけなくてストレスなので、強制的に直りつつあります


「雰囲気(ふんいき)」などの間違いやすい単語も地味に矯正されてます。


普段見落としがちなところなので、これはほんとよかったなと思ってます。

 

漢字を覚える・語彙が増える


パソコンやスマホなどは「自動的に変換してくれるから漢字を覚えない」なんてよく言われますが、息子の場合は逆でした。

 

大人と違ってそもそも知らないことの方が多いので、変換してみて初めて「こんな字だったんだ」「こんな単語もあるんだ」ということがけっこうあるんですよ。


それで覚えた字も多くて、「え、なんで知ってるの?」ってことも増えました。

小難しいことを覚えてみたいお年頃なのもあると思いますが、同音異義語などの語彙も確実に増えてますね~。


(きっとすぐ余計なことを調べだすようになるんでしょう……)

ローマ字に慣れることで英語に興味が出てきた!


本当は息子にも小さいころから遊び程度の英会話くらいは習わせておきたかったんですが、本人が興味を持たなかったのと、他のやりたい習い事が多くて放りっぱなしになっていた英語。

 

ずっと

 

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なんとなく苦手意識があったんですよね。


英語は文系でも理系でも必須ですし、ほんとどうにかして興味を持ってもらいたかったのですが、ずっと拒絶されてました。


4年生で習うローマ字もやる気もないし苦手だし…


でもブログは本人が「やりたい!」と言い出したことですし、書くことも本人が書きたいことなわけですから、キーキー言いながらもがんばるわけで

 

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ひとつひとつ教えたら、上達も早かった!


子音(KとかSとか、AIUEO以外の音)の発音感覚がわかってきたら、英語もなんとなくいけるんじゃ?みたいな気持ちになってきたようなんです。

 

それで自信がついたみたいで

 

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なんと苦手意識の強かった英語に自分から取り組み始めました…。


うちではオンライン教材の「スタディサプリ」を使っていて、小4~高3までどの学年のものでも好きな授業と問題集を使えるんですよね。

 

だから、中1の単元から英語だけ先取りでやっています。

 

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これを狙ってた~!

まんまと目論見にはまる息子w

 

息子が使っている無学年教材のスタディサプリに関して詳しくはこちらの記事にまとめました↓

 


興味って連鎖していくんですね…。

ほんと、本人がやりたい!ということをやらせるというのは大事なんだなーと思った次第です。

 


そんな感じでタイピングもだんだん腕が上がってきた息子。


ブラインドタッチの正しい指の位置を教える日ももうすぐです。

 

 

小学生からの家庭学習習慣づけにぴったりでした!スタディサプリを使ってみた感想 

息子は「ノートをとる」のスキルをてにいれた!子供にメモの取り方を教える【息子、ブログはじめるってよ3】

「子供にデジカメを持たせる」のススメ。注意点とおすすめファーストカメラ【息子、ブログ始めるってよ4】

「子供にデジカメを持たせる」のススメ。注意点とおすすめファーストカメラ【息子、ブログ始めるってよ4】

 

息子はもともとカメラ(というか写真や動画をとる)が大好きで、3年生のときからマイカメラを持っています。

 

さらに最近ブログを始めたので、そのブログに載せる写真を撮るためにいろいろ勉強中。


子供にカメラを持たせると、ほんとにいろんな発見があって面白いです!


ですが、実はうちはカメラを買って一週間で壊されて泣いたり、かなり失敗もしています。

それでも!子供にカメラを持たせることは、のちのちとっても貴重な記録になると私は思うんです。

 

そこで、子供にいかに上手にカメラと付き合ってもらうかをうちの教訓をまじえて紹介します。

 

 

子供が撮る写真は子供自身が見た世界


子供の写真って面白いんですよ。

え、これこのアングルで撮るの?ってことがよくあります。


私も初めて撮った写真は

 

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顔ww半分切れてるww


でも、小さい子の見えてる範囲ってこんなものなんですよね。

親の顔は上すぎて実はあんまり見えてない…。


そう思うと納得いくことがいろいろあったり。

意外と深くいろんなことを教えてくれたりするんです。

 

小学生以降の写真て意外に貴重!


しかも、小学生くらいになるとなかなか写真を撮ったり動画を撮る機会もなくなるんですよね。

 

カメラの前で自然な姿を見せてくれたりすることもなくなっちゃうし、そもそも写真に写ること自体を嫌がるようになったり…。

でもこの時期って顔つきもしぐさもどんどん変わっていく貴重な時期


赤ちゃんや幼児の頃の写真はいっぱいあっても、そこと大人になってからをつなぐ写真が少ないのは寂しいなと私が思うんですよ。

息子が大人になったとき、ああもっと撮っておけばよかったなと思うことはもう今から目に見えています。

 

そんな「今」を息子本人に残してもらえるというのが、子供にカメラを与える一番の利点です!


自分のカメラなら、セルフタイマーで友達との写真を撮ったり、自撮りしたり、けっこう自分も自然体で写真に写ってくれるんですよw

 

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子供はどんどん成長し、変わっていってしまうので、「そのときその子が見てる世界」を残せるのはその子が撮った写真だけ。


そう思うと多少ピンボケでもなんだかよくわからないモノでも、子供の撮った写真てすごく貴重です。

 

子供がカメラを持って外に出ると覚えることがたくさん!

 

最近はブログのために写真を撮ることも多い息子氏。

ひとつひとつ覚えていかなきゃならないことも増えてきます。


でもこれ、この先ツイッターやインスタなどのSNSやネットでのやりとりを避けられない息子世代にとって大事なスキルだと思うんです。

1、撮っていいか許可をとる

 

写真に撮ってはいけない場所やものを覚えるのも大事な勉強です。

そして、撮っていいか悪いかわからないかったらちゃんと聞くというのも!


ネットが広まって、昔と違って「してはダメなこと」がすごく増えた現代。

そういうことをひとつひとつ教えていくのも家庭の大事な機能だなーと思っています。


あと、「写真とってもいいですか?」って知らない人(店員さんとか)に聞くことに慣れるというのも大事な対人スキルですよね。

 

2、関係ない人をやたら撮らないよう気を付ける


知らない人にカメラを向けられるのは、誰だってちょっとイヤな気持ちがしてしまいますよね。

まして相手が子供だったら、「やめて」とも言いづらい。

(まあ、相手がだれであれ言いづらいですよね…)


特に息子の場合ブログに載せるのが前提ですから、許可を得ていない人を写真におさめない・カメラを向けないということはできる限り徹底しています。


今後ネットに写真をあげるという文化はしばらく消えそうにないですから、これは子供のうちから常識として教えておきたかったんですよね。

3、写真を撮るために他の人の邪魔をしていないか注意する


写真を撮ることに夢中になっているとどうしてもやってしまいがちなのが

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これ。

長時間対象物の前を占領しちゃったり、人の前にズイっと入っちゃったり


ファインダー(今はデジカメの画面か^^;)を覗いているとどうしても視野が狭くなりがちで、本人に悪気はないのですが、周りはすごく迷惑。


大人でもこういうことして評判を落とす人、いますね…^^;;

 

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4、自分本位になってはダメ!


他の人の邪魔をしないっていうのと関連しているんですが、こどもだとやりがちなのが

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この、脳内が口から全部でちゃう現象


本人に悪気はないし、その人にどけと言ってるつもりも全然ないのですが、周りはそうはとりません^^;;


これも口酸っぱくして言い含めています。


見る人、先にいる人が優先!!

思っても絶対に口に出さない!

自分が言われたらどんな気持ちになるか考えなさい!

 

5、意外とほしい写真がとれてない!


気の向くままに撮るときはいいのですが、ブログに載せるなど「説明するため」に必要な写真は、実は意識しないとなかなか過不足なく撮ってはこれないんですよ。


息子も毎回帰って来てから

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後悔していますw


ということは、あとで見返してちゃんと思い出がよみがえるように写真を撮るためには注意するポイントがあるんですよね。


特に夢中になっていると一番たのしかった!おいしかった!ものの写真は撮れてないことが多いです^^;

そういうときこそ、カメラを出さなきゃね!

私もこれはいまだに反省点多数…。

 

写真だけじゃなくいろんなことに通じること


これ、特に1~4はなにも写真を撮るときだけじゃないですよね。

どれもすべて「ひとの嫌がることはしない」というだけのこと。


でも、わかっていても実際はなかなかできなかったり、頭からすっぽぬけたりしがちなこういうことを実地で教えるいい機会になっています。

 

 

子供に持たせるデジカメ、なにがいい?


でもデジカメってそこそこの値段がするし、精密機器じゃないですか。

渡すの、けっこう勇気がいりますよね…。


簡易的なのでいいの?どういう機能があればいい?ということをまとめてみました。


というのも、息子のカメラは9歳の「お誕生日はデジカメ!」から始まって、今ので3台目なのです。


3台目です…っ!!


はい。これはうちの大失敗の教訓なので、ぜひこれからお子さんにカメラを与えるときは参考にしていただけるとありがたいです…。

子供用デジカメは絶対に耐衝撃・防水で…!!


そう、これ。

ほんと大事です。

大事です…!!(二回言った)


うちの1台目息子デジカメくんの寿命は1週間でした…。


お誕生日に息子が手に入れたカメラは、16倍ズームつき、ミクロ、動画機能つきのけっこうな高性能機でした。

 

当時バードウォッチングにハマっていた息子の要求は「野鳥が撮れるカメラ」だったのですが、それ一眼レフでも厳しいからね?

(野鳥をきれいに写真におさめるためには一眼レフカメラにつける特殊な機械が別に必要なんです)


本当はこどもカメラみたいなもので我慢してほしかったのですが、息子の要求するスペックのものは当時なく、さらに本人も

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ね。

その「だいじょうぶ」が本当に大丈夫だったためし、ないよね…。


でもあんまり言うので、普通のデジカメにしたんですよ。

ストラップもつけて、必ず手に付けておくようにって言って渡したんです。


息子は確かにインドアで大人しいタイプだし、振り回したり投げちゃったりするとは思わないけど…

 

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はい。

注意力は、ないんですよね…

(ストラップはつけるの忘れてたそうです…)


コダックの高性能デジカメ、1週間で死亡。


完全に落っことして壊したやつだったので修理も実費。

修理費はもはや安いデジカメ買った方がいいくらいの値段…。


子供に持たせるデジカメは、絶対に耐衝撃・防水機能付きで…!!

 

とにかく頑丈なのが一番です…!


ちなみに2台目からはお小遣いためて息子本人が買ってます。

私はもう買ってやらん…!!(泣)

マクロ機能は絶対に欲しい


子供って基本的に視野が狭くて、近くものをすごく面白く見ていることが多いじゃないですか。

 

その「今見ているもの」を切り取ってもらうために子供のカメラにはマクロ撮影機能は絶対欲しい機能です。


マクロ撮影機能は近くのものをきれいに撮るモード

 

ふつうカメラは60センチ~1メートルは離れて取らないとピントが合わないんですが、この機能を使うと数センチ~30センチくらい(カメラによって違う)まで寄って撮ってもきれいに撮れます。


お料理や小物なんかを撮るときに使うチューリップマークの接写モードですね。

これ、簡易的なこどもカメラにはついてないことが多いです。


特に子供はとりたい!ってなったらずんずん近づいて行ってしまうので、これがないとピンぼけ写真の量産をしてしまいがち。


すごくおもしろいものあった!ってせっかく撮ったのに、ボケボケで何だかわからない写真だったらすごく悲しいじゃないですか。


なんでも顔を近づけて見ちゃう子供の目線で写真を撮るためにも、これはないともったいないモードですよね。


個人的には画質が荒れちゃうデジタルズームの倍率よりずっとずっと大事だと思いますよ~!


子供って基本的にどんどん寄って撮ろうとするし、遠くのものより近くのものに興味を示しがちなのでズームって案外使わないです。

ズームにするとブレるし。

 

動画撮影機能


最初はデータを圧迫するし、余計なもの撮っちゃいそうでいらないんじゃない~?と思ったのですが、やっぱりあると面白いです。


息子はお友達と遊んだ時の映像に自分で実況をつけた動画なんかを撮影しているんですが、実はこれってすごい貴重なんじゃないかと思ったんですよね。


小学生になると子供のビデオや写真を撮る機会もめっきり減って、実はこの頃のものってあんまり残っていない…なんてこと、すごく多いんじゃないでしょうか。


うちも赤ちゃん~幼稚園の頃の写真や動画はあっても小学校上がってからはめっきり…。


でも顔や体つき、声や振る舞い、話し方なんかもどんどん変わっていくこの時期の変化を残しておくと、あとあとすごくよかったなって(私が)思うんじゃないかってことに思い至ったんですよ。

それには動画じゃないと残せないものって確かにあるんですよね。


運動会や発表会などはかろうじてまだ撮ってありますが、子供同士で遊んでいる生き生きした表情や声なんか、普段私が見られない姿。

小学校上がってからは写真を撮られるのをいやがるようにもなってきたので、そういうのってすごく貴重だなと思いました!


これのおかげで私もこれから気持ちを入れ替えてもっと息子の動画や写真を残しておこうと思ったくらいです。

充電式であること!


こどものおもちゃカメラは乾電池式のものもけっこう多いです。

これ、地味にあとから響いてくるんですよ…。

 

デジカメってかなり電池の消費が激しいので、1日でバッテリーが空になってしまうこともよくあります。


そのたびに乾電池を買ってたら、なにげにけっこうな値段になってくるんです。

しかも子供ってしょっちゅう電源切り忘れたり、夢中になるとずーっと起動しっぱなしなんてよくありますから余計に。


エネループのような充電式乾電池を使えばまだマシですが、それでも充電式のものよりバッテリーのもちはあまりよくない印象。

「いざ!」ってときにバッテリー切れなんてことに…。

(あー!単三乾電池切れてた!とかね…^^;)


乾電池の管理もしなきゃいけなくて手間も増えるし、充電器につなぐだけなら子供でも習慣にできるのでやっぱり充電式がオススメです。

 

今子供のファーストカメラを選ぶならコレ!


きれいに撮れて、衝撃・水に強くて、マクロ撮影も動画撮影もできて、充電式で、子供にも操作が分かりやすい…


そんな子供のファーストカメラを選ぶなら、私なら断然コレです!

 

デザインがかわいい…(*´ω`*)


だけではなくてですね。


これすごいんですよ。

衝撃・防水性能がすごい


まず耐衝撃1.8m

子供が身長の高さから落としても壊れない!!

 

これだったら息子のファーストカメラも無事だったのに…。


そして防水10m。

 

なんと水中の撮影もOK

海やプールでも大活躍ですね!


汚れてもじゃぶじゃぶ洗ってしまえる点でも、子供に持たせるのにとても安心です。


どろんこに落っことしてもだいじょうぶ!

 

メニュー表示をひらがなにできるのがすごい


もともと子供が使うことも想定してあるもののようで、メニュー表示を標準とひらがなの2パターンから選べるようになっているのもうれしいポイント。


カメラのメニューって大人でも若干わかりづらかったり、専門用語が多かったりでむずかしいですよね^^;


でもこのカメラはその難しい説明をすべてひらがな(とカタカナ)で易しくわかりやすくできる機能がついているので、小さいお子さんでも簡単に扱えます。

 

撮影モードも優秀!補正や加工・デコもこれ1台でできてすごい


絶対欲しいと書いたマクロ撮影なんか超接写5cmから撮れるっていうんだから、最近のカメラって本当にすごいですね…。

 

おもちゃカメラじゃなく元が大人用なので画質は申し分なしな上に顔認識で自動でピント合わせもしてくれるし、撮影モードも豊富。


色補正機能もついていますし、顔を明るく華やかに見せるメイク機能までついてる…!


もちろん動画撮影も可能で、さらにはカメラ内でスタンプでデコったり効果をつけたり、パソコンで加工したような本格的な効果をボタンひとつでつけられたり…。


このままインスタにアップできちゃうような写真がカメラひとつでできちゃうっていう。


これ1台でかなり長時間遊べちゃいそうですね~。

 

さらっとじゃ書ききれないほど豊富な機能はこちら↓から確認してみてください^^

COOLPIX W100 - 製品特長 | コンパクトデジタルカメラ | ニコンイメージング

撮った写真をスマホに自動で転送してくれる


これ、地味に子供のカメラにはいい機能だと思っていて。


子供が撮ったりデコった写真をそのままSNSにアップするのにめちゃくちゃ便利。

 

そしてなにより「撮ってはいけないもの」を撮っていないかや、よくない使い方をしていないかが一目瞭然

 

あまり大きいお子さんだと嫌がるかもしれませんが、小さい子が初めて持つカメラとしてはかなり安心できる機能だと思うんです。


今日日DSでだって写真が撮れてしまうし、それで多々問題も起きているので、こういうカメラを持ってもらって、段階を踏んで自分で判断していく力を養っていくのがいいのかなと思います。

お値段が家計に優しい…!


これだけ高性能で、安いんですよ、これ。

Amazonで13000円台でした。


子供用おもちゃカメラでも5000円~くらいなので、大人も十分使える高性能でこの値段なら私なら完全にこっちを選ぶなあ…。


もし子供が飽きたら私がもらっちゃおう!なんて^^;

 

頑丈なカメラで素敵なキッズ写真ライフを!


そんなわけで、大失敗を繰り返しながらも息子は写真や動画撮影にハマっています。


ブログの写真はもちろん、最近は遊びの実況中継動画を撮ったり、自作のアクションドラマ(?)を撮ったり、遊びの幅も広がってきているようです。


子供の創造性を広げたり、思い出を残したり。

カメラを持つことで広がっていく世界もあるんだな~と改めて実感しています。


子供が子供でいてくれるのはほんの一瞬。

その貴重な一瞬をずっと残してくれる子供+カメラ、おすすめです^^

 

 

 

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子供が一人で作れるおやつ!思い立ったらすぐチーズスナックのレシピ

 

最近お料理づいている息子。

 

  

なにかというとちょこっとキッチンに立ってみたいようで、おやつも気が向いたときに自分で作ったりしています。


そんな息子の定番おやつ「チーズスナック」

 

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最初はテレビ番組か何かで見たレシピのような気がしますが、私が前からよく作っていた息子の大好物です。

 

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サクサクなのにチーズのじゅわっと感があって、いくらでも食べられちゃいます!

おつまみにもよさそうです。


本当に簡単なので私が体調悪いと息子が黙って作ってくれることも…

 

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火も使わず、準備するのはクッキングシートと電子レンジとチーズだけという超!カンタンおやつ!


思い立ったら準備いらずですぐ作れます♪

準備するもの

 

・チーズ

とろけるチーズかスライスチーズ。

コストコのいい(?)チーズだとうまくできませんでした。

厚みがありすぎたのか水分量が多いかったのか?

スーパーで売ってる普通のチーズだったらたいてい大丈夫だと思います。


・クッキングシート

キッチンペーパーじゃなくてお菓子などに使うシリコン加工のくっつかないシート。

最近100均にもありますね!

 

作り方


っていっても超簡単なのですが…

 

クッキングシートにチーズをのせてチンするだけ!です^^;


うちは70度設定のあたため2回でちょうどいい感じになりました。

800wで1分半くらいでしょうか。

 

コツは多少膨らむのでスキマをあけて並べることくらい。

 

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こんな感じで。


最初は溶けてぶくぶく気泡が出てきますが、それが動かなくなったら完成です!

まだやわらかいようだったら時間を延ばしてください。


ただし、ちょっと時間が長いとすぐ焦げるので、レンジの前から離れないで見ておくのがいいと思います。


目安はクッキングシートを曲げてもチーズが曲がらないくらい。

 

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サクサクじゅわ!でチーズ好きにはたまらない!


レンジでチンするだけでチーズがサクサクになるのもふしぎですが、噛むとじゅわっとチーズの旨みが溶け出してくる感じがすごくおいしい!


材料がチーズだけなのでチーズが苦手な人にはきつかもしれませんが、チーズ好きにはたまらないおいしさです。


ちなみにスライスチーズで作るとぽこっとして中が空洞になってパリパリ。

とろけるチーズで作ると、サクサクのクッキーのような感じになりますよ。

 

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食べやすくていくらでもいけちゃう感じなので、大人は食べ過ぎ注意です!

子供には栄養価が高くて添加物の心配もないのでこの上ないおやつかと思います^^


よかったらぜひ試してみてくださいね。

 

 

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