ドラマ「光のお父さん」がめっちゃイイ!!ってハナシ
――息子が4歳の秋。
あのころの息子はといえば、ヒーローもの恐怖症を克服して初めて出会った戦隊もの、「ゴセイジャー」に夢中だった。
もしもあの頃の戦隊もの「ゴセイジャー」「シンケンジャー」「ゴーカイジャー」あたりのカルトクイズ番組があろうものなら、彼は超有望株だったと思う。
だが、当然そんな未来は待っていなかった――
こんにちは、草薙ユーリです!
ドラマ版「光の戦士おとうさん」はじまりましたね!!
って、言われても「なにそれ?」な方が大半なのかな、という気もしますので説明をば
「光のお父さん」
ネット上のゲーム仲間たちと共に、MMORPGゲーム『ファイナルファンタジーXIV』を楽しんでいる、ゲーム好きの青年であるハンドルネーム「マイディー」こと稲葉 光生。
光生はある日、仕事熱心だった父親が突然退職したと聞き、その心境を案じる。
しかし、幼いころに行き違って以来、いつの間にか父子の間では会話がなくなっていた。
その悩みを『FFXIV』の仲間(FCメンバー)に相談したところ、ゲーム内に父親を招待すれば、と提案される。
――父親、博太郎の操作するキャラクター「インディ」に、あえて息子であることを隠して近づき、フレンド登録して共に冒険を続け、現実とオンライン上を行き来しながら父親のゲーム攻略をサポートし、攻略終盤のボスを倒した後に正体を明かす――、それは数ヶ月がかりの、壮大なオンラインキャラクター育成プロジェクトであった。自分のフレンド達にも協力を求め、ブログ上でもリアルタイムに実況をしながら、様々な困難を乗り越えて、父親をファイナルファンタジー世界における勇者「光の戦士」へと鍛え上げていく「光のお父さん計画」が、今、始まるのだった。
原作はこの主人公にあたる子が書いていたFFXIV(ファイナルファンタジー14)のブログです。
主人公の光生(=マイディー)に千葉雄大くん、おとうさん役に大杉漣さん。
導入はちょっと違ったけど、役者さんのイメージも内容もほぼブログのとおりで感動しましたー!!w
千葉雄大くんはデビューが戦隊もの「ゴセイジャー」のレッド役なんですよね。
息子の戦隊ものデビューが「ゴセイジャー」だったのと、数十年ぶりに見た戦隊ものがうた☆プリ化してて(エンディングテーマは戦士たちがマイクもって歌って踊るんです…)
衝撃だったのでものすごく印象に残っています。
この子、このカワイイ感じで戦隊もののレッドやってたんですよ~!?
なんかオバチャンこんないたいけな子が戦ってるの見てられないよ…と爆笑しながら見てたわけですが、なんだかんだそこから私も息子と一緒にハマってしまって千葉雄大くんが出てるとついつい見てしまいますw
それと。
この「マイディー」さんがFFXIVの前にやっていたオンラインゲーム「エミルクロニクルオンライン」。
私これ息子が生まれてから小学校上がるまでずっとやっていたんですよ。
それでブログも見て知っていて。
うん。
うそ。
知ってたどころじゃない。
取り繕うのやめよう。
ファンです!!
もう最高で!
ありていに言って大好きなので!!
だから、すごく思い入れがありまして、息子ともども放送日を心待ちにしておりました!
二本の軸
物語の軸は、現実の父と子としてのシーンと、ゲーム内でのシーンと、2本がパラレルに進んでいく感じです。
現実で対面している父と子のシーン
自分が「マイディー」だと知られないように、でもお父さんが自然とゲームになじんでいけるようにと奮闘する主人公がすごく愛しいんですが、これってブログではお父さんのアクションに対して、主人公が心の声でツッコミを入れることで成り立ってたんですよね。
だからドラマでも千葉くんのアテレコがたくさん入るんだろうなと思っていたのですが、それがなかったのは意外でした。
えっ!ここ表情だけでやるんだ!?って。
お父さんの名前つけてあげるところとかですね。
私としてはクドくならないし「オタクっぽさをださない」がテーマなのも知っているので意外とイイな!と思ったのですが、ネトゲやったことない人には若干ニュアンスが伝わりづらいのかな?とも…
無駄な心配をしてみたり^^;
でもこういうの、千葉雄大くんはすごくはまってるな~。
笑顔のかわいらしさ(もう27とか信じられない…)と、どこか痛みをこらえてるみたいな表情がすごくイイ!
戸惑ったり慌てたり、コミカルな動きをしても妙におっとりして品があるんですよね、この子…(もはや息子の友達みたいな感覚…)
それがこの、育ちがよくてちょっと気が弱くて優しい主人公にとってもあってる!
大杉漣さんも配役聞いた時から「はまってるな!」と思ったけど、予想通りあったかいけど無口で不器用な父親役、どんぴしゃ!(死語!?)って感じでした^^
このままやられたら最終回は号泣必至だわこりゃ…
ゲーム世界
そしてこのドラマのもう一つの主軸が、ゲーム内のシーン。
ゲーム内ではハンドルネーム(ニックネーム)しか表示されませんので、実際にどこのどんな人が操作しているキャラクターなのかはわからないようになっています。
それを利用して赤の他人として父親と一緒に冒険をして、「友達」になり、家族としてできてしまった溝を埋めよう、というのがこのドラマの主題なわけで。
そしてここではどこのだれかはわからないけれど、今まで主人公「マイディー」と友達になったたくさんのキャラクターたちが、計画を知って主人公と「お父さん」の冒険を手助けする。
そうなると外せないのが「ゲーム内でのキャラクターの演技シーン」なわけで。
でもこのシーンてどうするの?ってことですよね。
役者さんがやったら、ものすごく不自然だし、アニメーションを新たに作るとなるとすごい予算が必要…
このFFXIV、ゲーム内のキャラクターの表情がものすごく細かく動かせるんですよ。
顔だけじゃなく、体の動きもちょっとうつむくとか首を振る動作だけでもいくつもあったり、それを組み合わせたりすることもできる。
もちろん操作には慣れが必要ではあるんですが、ちょっとしたCGアニメ並みのクオリティ。
で、どうしたかっていうと、このゲーム内シーンの撮影、主人公の「マイディー」をはじめ、ブログ「光のお父さん」に出てきた実際のキャラクターたちが演じることになったんだそうです。
中の人は普通の一般人!
もちろん声優さんがアテレコはするんですが、演技(て言うと不思議な感じがしますねw)は素人が(キャラを操作して)演ったんです!
「再現VTRを本人がやる」みたいな。
いやあ、新しいなー!
私はアニメーションとは違う、あの何とも言えない間の感じが「ああ、ネットゲームだなあ!」と懐かしく見ていたんですが、ネットゲームしたことない人はどんな感想持つのかな?
これが成功したら、アニメーションの作り方もいろいろ変わってきたりして…?
版権があるから難しいかな?
ネットゲームで友達を作るということ
このドラマをやるときに「マイディー」さんが絶対外さなかったテーマとして「『ネトゲはキモオタやひきこもりがやってるモノ』っていうイメージを払拭したい」みたいなのがあって。
このあたりのやりとりもブログで公開されてるので、興味ある方はぜひ!
下の方の「光のぴいさん」の中で書籍化の話、ドラマ化の話のいきさつを書いておられます。
ヘドバンなみにぶんぶんうなずきながら読みましたw
私もずっとネットゲームやっていましたが、やっぱり世間一般には「キモオタかひきこもりがやるもの」みたいなものすごくダーティなイメージだったんで(今でもそう?)誰にも言えませんでいた。
でもそこで友達になった人たちはほんとうにあの頃、心の支えだったんですよね…。
みんな昼間は会社員だったり大学生だったり、美容師さんだったりデザイナーさんだったりする、ごく普通の良識ある人たちです。
バーチャルな空間であっても、おしゃべりしたり協力し合って何かを成し遂げたり、時にはリアルの相談ごとをしたり…リアルな友達となにも変わりません。
夫の帰りは午前3時とかで、ワンオペ育児な上に、ママ友なんて息子が幼稚園上がるまで一人もいなかった私(世間様のイメージには一番近そう…)には本当に、まさに「心の支え」だったなあ。
これがあったから病まなくてすんだんですよね…
だからこの感じすごくわかるなって。
今回はお父さんをゲームに誘うまでの導入で終わってしまったので、今後そのいろんな人との交流がどういう風に描かれていくのかもすごく楽しみです。
深夜に30分枠のドラマなんで、なかなかリアルタイムでは見られないので、録画でじっくり楽しもうと思います^^
DVDにもならなそうだし、撮り逃したらダメージでかいので毎週予約します!
そのくらい楽しみ!!
放送日時は地域ごとにかなり違うみたいなので
こちらでチェックしてみてください><ノ
見たらぜひ感想教えてください~*^^*
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