【ネタバレなし】「メアリと魔女の花」見てきました!子供と映画館行くのはやっぱり楽しい
今回米林監督作品ということでちょっとおとなしめなのかな?と思っていたら、全然でしたw
おどけたシーンも多く、スリリングなアクションシーンや迫力満点のシーンてんこ盛りだったので、映画館で観て本当によかった!
今までの米林作品と比べると、むしろ今までのジブリの流れにかなり近い作品なので、ぜひ映画館で観るのがオススメ!
というわけで、できる限りネタバレしない(公式で出ている情報以上は出さない)ように感想書いていきたいと思います!
まだ見てない人はぜひ!映画館に!^^
- めっちゃ楽しみにしてた!
- 穏やかな映像で世界観を描く今までの米林監督とはちょっと違ったテイスト
- 自分に自信が持てない主人公の成長を描くところは米林監督らしい作品
- 迫力あるシーン…だけど、どこか見たことある感も…!?
- 映画を見終わった後のお楽しみ!
- 総評
めっちゃ楽しみにしてた!
「メアリと魔女の花」、ずっと楽しみにしてたんですよ!
ほんとは公開してすぐに行きたかった!!
でもなんでか息子は
ナゾのこだわりを発揮。
心の準備ができてないそうです…。
えーー……早く見たいんだけどなーーーーー!!
(※実際は今作はスタジオジブリの作品ではありません)
そんな息子のココロの準備(?)が整ったのが、つい先週でした。
やっと見れるーーー!
ちなみに息子の好きなジブリ作品は
こう。
賛否ある作品たちですが、息子は米林監督作品のファンなんですよね。
だから今回も期待値はめっちゃ高かったですw
穏やかな映像で世界観を描く今までの米林監督とはちょっと違ったテイスト
米林監督と言えば、「思い出のマーニー」や「借りぐらしのアリエッティ」など、スリリングなアクションシーンよりも、静かな映像の中に物語のロマンティックな世界観を描き出すような作品のイメージでした。
ところが今回はけっこう迫力満点なシーンの目白押し。
その点では「ラピュタ」や「千と千尋の神隠し」を彷彿とさせるものがありましたね~。
冒頭でいきなり持ってかれる感じは完全にラピュタw
自分に自信が持てない主人公の成長を描くところは米林監督らしい作品
さらにジブリで(今作はジブリではないんですが)魔女と言えば「魔女の宅急便」のイメージですが、魔女の宅急便とはまただいぶ違った感じでした。
そもそも今回の主人公は魔女ではない、ごく普通のさえない女の子。
そのさえない女の子がひょんなことから魔法の力を手にするところから物語が展開していきます。
魔女宅のキキもドジはしてましたが、一応「魔女」という特別な存在で、凛としていてしっかり自分のプライドを持ってましたよね。
でも今回の主人公「メアリ」は本当に明るいことだけが取り柄の、さえない、何やってもうまくできない、ぶきっちょな女の子。
赤毛のくせっ毛もそばかすもコンプレックス。
自分に自信がないんですね。
そういう意味では、「思い出のマーニー」の主人公、杏奈に似てるかな、と感じました。
そんなメアリが魔法大学の先生すら驚くような強大な魔法の力を手に入れたら…
自分に自信をもてない主人公。
しょっちゅう失敗するし、自分の心の誘惑に負けちゃうこともある、人間味あふれた等身大の主人公。
なんだか本当にそこいらにいそうな、思わず共感しちゃうようなリアルさがありました。
ほんと、自分がメアリのすぐ横にいて一緒に見てるみたいな…。
迫力あるシーン…だけど、どこか見たことある感も…!?
メアリは魔法の力を得たことで、異次元にある魔法学園に行くことになります。
このあたりの設定はまんまハリーポッターですよねw
そしてアクションシーンの中にも「ジブリ作品のどれそれに似てるな」と思うところはけっこうありました。
オマージュがちりばめられまくってますねw
そういう意味では賛否別れるかな、と。
特に大人が見ると、テーマにしろ表現方法にしろメタファーにしろ、「これどっかで見たw」って思うかもしれません。
でも、物語の吸引力はそれを上回るものがありました。
映像もめちゃくちゃ美しいですし、最初は頼りなかった主人公がどんどん成長していくさまには素直にひきつけられるものがありましたよ!
映画を見終わった後のお楽しみ!
で、私たちはいつもジブリ映画を見た後に必ずやることがふたつあって。
それが、
「この映画、ジブリランキング何位くらいだった?」
と
「メタファー探し」!
これはちょっと大きくなった子ならではの楽しみです*^^*
「この作品、ジブリランキング何位くらいだった?」
息子のフェイバリットランキング!
さあ、順位変動はあるのか?
相変わらず息子の中で米林監督推しが続いているようですw
でも、メアリは4位。
やっぱりおとなしめの作品が好きなんでしょうか。
それでも「千と千尋」も「ラピュタ」や「ポニョ」も抜いての4位だから、相当気に入ったようです。
ベスト3は殿堂入りなんですねぇ^^;
メタファー探し
観終わった後にこういう議論ができるようになったのは、ほんと子供が大きくなってからならではです!
意外に鋭いことを言ったり、「ああそういうふうに見えるんだ」っていう気づきがあったり…。
「魔女の花」って結局何のことだったのかな…?とか、ギブとティブって何者だったんだろう、とかね!
次見るならどこにポイントを置いて観ようかな?ってまた観たくなってしまいます^^;
ジブリはメタファーの宝庫ですし、繊細な心の動きをすごくよく表現してあるので、話題には事欠かないです。
「あれってどういう意味だったと思う?」
「あのときああしたのはなんでだと思う?」
深堀していくとすっごく細かくて深い設定や伏線回収が浮き上がってきたりするので本当におもしろい!
特に今回は「魔女の宅急便」との違いや、今までの米林作品との違いという視点でも見てみたいし、声優さんが「アリエッティ」や「ハウル」とかぶっている方がいるからそれも見返したいし、「ハリーポッター」との比較もしたい…!!
またあれこれ見たくなっちゃいました^^;
まんまとのせられた…w
今は学校や塾で忙しくなったんでそれほどでもないですが、数年前までは週2,3本は借りてよく見てたんですよね。
映画とかアニメとか。
ほんと、「借りぐらしのアリエッティ」とか何回借りたかわからない…^^;
いつも借りるのは100円の旧作ばっかりだったけど、それでも月数千円はビデオに使ってたなあ…
(油断して延滞した分も含めて^^;)
今だったら、TSUTAYAのオンライン借り放題とか→
使ってたら、延滞もなくて安くついたのに~…。
総評
「メアリと魔女の花」、とてもよかったです!
展開もスリリングで、迫力があって、でもメアリの感情表現や心の移り変わりがとても繊細で。
そしてあの美しい映像!
魔女の花とか、魔法の神髄の本とか、デザイン面もものすごくすてき!
これはぜひ、DVDじゃなくて映画館で観るべき!
というわけで、私と息子は大満足でした!
この「メアリと魔女の花」、だいたい9月中旬までの公開だそうなので、夏休みはぜひ子供たちと一緒に映画館で観てみてはいかがでしょうか^^
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