営業部に行ったら人格変わっちゃった人のハナシ
昨日の記事で営業部の話をしたのでもうひとつ。
同じ会社のお話です。
私たちのいた会社は親会社の中のパーテーションで仕切られたエリアで、社内の1部署と大して変わらない感じでした。
業務も本社から引き継いだものも多かったですし、経理やプログラミングなども本社に完全に依存してたんですよね。
だから、経理さんとはけっこうやりとりがありましたし、一番関係が近かったんです。
経理さんのほうも本社と違って直接は関係がないし、本社より(良くも悪くも)かなりフリーダムな空気のうちに来るときは、息抜きみたいな感じがありました。
当初経理は女性がほとんどで、男性は1名だけ。
その唯一の男性も、何か用があってうちにくるたびにちょっとおしゃべりして行っていたんです。
ほんとどうでもいいような世間話くらいのものでしたが、おだやかで優しい人でした。(ナンパとかっていう感じではなかったです。)
ところでこの人の奥さんは同じ会社の企画部のやり手でした。
まあ、若干バブル引きずりすぎでは?ってとこはありましたが…
色っぽい奔放な女性という印象。
対して旦那さんは
正反対な印象の夫婦だなー、自分にない部分を求めるのかなーなんて言ってたのですが、ある日この経理の旦那さんが異動になりました。
営業部に。
営業部と言えば
これ。
ですがやっぱり社内では花形です。
営業部への異動はずっと前から彼の希望だったそうで、営業部長に怒鳴られながらもがんばっていらっしゃるようでした。
当然うちの会社に来ることはなくなりました。
営業さんとのやりとりは全部営業大好きな社長がやってたし、全然接点がなくなってたんですね。
しかしはじめはすごい形相でバタバタしていた彼もだんだん慣れてきたのかな、という頃。
なぜか彼はまたうちの会社にくるようになりました。
誰だあんた…。
まあ、結果的にはその通りだったけれども。
……ていうか、何しに来たの…?
なんかたまーに用もなくふらと入ってきて、嫌味を振りまいて帰る人になっちゃったんですよねー…。
彼が来ると社内がお通夜になる。
営業やってものの見え方が変わったのか、溜まったストレスやルサンチマンを発散しなければどうにもならない状況だったのか、はたまた本来の性格が出てきただけか…
まあすぐ会社たたんじゃったんでその後どうなったかわからないですけれども。
営業部に異動したっていうたったそれだけのことであの豹変っぷりはちょっと衝撃でしたね…。
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