叱るときは鬼の形相のほうがいいの??私はヤバいときは微笑むらしいです…
私が子供のころ、うちはけっこう厳しい部類の家で、中学生まで
・テレビゲーム一切禁止
・テレビは1日1時間(親が見てるものはノーカウント)
・門限5時(習い事・行事以外の例外なし。破ったら玄関正座)
あと他にも母の気分次第でよく玄関で長時間正座させられてました。
自分がやらされてただけにこういうのが意味がないということは身に染みていたし(門限は必要だけど)、まあ、こういう感じになりたくなかったんですよねぇ。
小さいころから家に帰るのが憂鬱でしょうがなかったんで…。
さらに母は怒ると泣くタイプで、しかもこう、さめざめシクシク泣くんじゃなくて、うわぁぁぁ!とパニックになるタイプでして…。
ひどいとモノを投げたりむちゃくちゃに手を振り回して叩かれたりとかw(本人は記憶にないらしいけど…)
子供からするとそういうのって、逆に気持ちがスーーっとさめちゃうっていうか…
なに発狂してんのこのひと?またなの?みたいなの半分、なにされるかわからない恐怖半分という感じで、反省どころか「こんな人の言うこときいても仕方ないかも」って気持ちを育てるだけだったんですよね。
そしてそれが顔に出ちゃって火に油を注ぐ、みたいな…ねえ…。
悪循環…。
まあ、母とそこまでドライな子供(私)との相性が最悪だったからもあったんでしょうけど…^^;
そんな精神的に不安定だった母も今では信じられないほど丸くなり、息子のことはベッタベタのねこっかわいがりです…。
ゲーム買ってやったりしてね。
理不尽よね、まったく(笑)
「あんた、息子のこと叱るんじゃないよ」なんて言ったりしてきてね。
いやいや、そりゃ四半世紀前の自分に言ってやりなよと何度言いたくなったことか(笑)
そんなわけで、息子はそんなひたすら丸くなった後のバアバしか知らないわけですよ。
それで、言われるわけですよ、「かあちゃんはばあばに怒られたりなんか全然しなかったでしょ」って…
いーーーやいやいやいや?w
バアバだって現役のときはものすんごかったんだからねって話を思わずしてしまいましたw
そしたらですよ
こんなこと言うわけですよ~。
でも、う~ん、たしかに…それはちょっと怖いかも?
頭の中では、こういう時はどう対処したらどう反応するか?とその時その時で目まぐるしく戦略立ててるのでそんなふうに見えることもあるかも…
あと、ルールが決まってることは粛々とそれを実行するのみだし…
それに最近は息子も多少成長して「死ぬ気か!?」みたいなことをしでかすこともなくなったので(数年前までは本気で命の心配だった…)、本気で叱るようなこともめっきり減ったしなあ…
(ウソついて宿題サボったときくらい。)
人間、わかりやすいものの方が恐怖を感じないってこと、ありますもんね。
ありえないはずなのにどこからともなく女のすすり泣きが聞こえてくる…はめちゃくちゃ怖いけど、「番町皿屋敷のお岩さん」とわかっていたらそんなに怖くない、みたいな。
そうだよねぇ、なら
え?
そういう意味ですよね?
当然そうなるよね?w
それにしてもなんだかんだ言ってやっぱり「鬼のような形相」は嫌なんですねえ…
そのあと捨て台詞のように「まあ、でもかあちゃんはものわかりいい方だと思うよっ!」って言ったから許してあげるw
私もきっと孫ができてら猫っかわいがりするんでしょう…
ちょっと想像つかないけど…(笑)
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