子供も親も、好き嫌いなんか気にしなくていいと思う理由
- 食べ物の好き嫌い、ありますか?私は超絶ありました
- 時期が来たら食べられるようになるものってあるんです
- 親の好き嫌い、あまり子供には影響しないですよ?
- 食べられる息子スゴイ
- 「食べ物の好き嫌い」が「許せない・嫌い」という矛盾
食べ物の好き嫌い、ありますか?私は超絶ありました
私、好き嫌いのものすごく多い子供だったんですよね…。
それこそ嫌いなもので辞書がつくれるレベルで好き嫌いが多かったです。
寿司は全滅。
当時子供の好きなものと言えばエビフライだったんですが、これもダメ。
ケーキも基本食べない。
親戚のオバちゃんに、「あーらユーリちゃんはなーに食べて生きてんのかしらねーえ!」と厭味ったらしく言われたりしていました。
不快なものが口に入るくらいなら食事なんかしなくても平気というタイプで食も細かったので、親もお手上げだったのでしょう。
10歳頃には諦めてあまり言わなくなったような気がします。
まあ、周りには相当言われましたし、時代的に給食もめちゃくちゃ苦労しましたw
それでも、体の弱い両親よりは健康に育ちあがりましたし、成績もかなりよかった(高校前半くらいまではw)ですよ。
よく言われてたのが「体が心配」「頭がよくならないぞ」って感じだったんですけど、今日日他のものでいくらでも栄養なんかとれちゃいますからね…。
自分なりの食事バランスをとっていればそんなに気にすることないと思うし、寡聞にして「嫌いなものが多くて体を壊した」って話、私は聞いたことないんですよね。
すきなもの食べ過ぎてってのはよく聞くけどw
時期が来たら食べられるようになるものってあるんです
でもね、結局嫌いなものもほとんど、二十歳すぎたら食べられるようになっちゃったんですよね。
ある日ふと久しぶりに挑戦してみたものが「アレ!?これこんなにおいしかったっけ!?」って。
豆腐もナスもバジルもアボカドもお寿司も今では大好物ですw
今も残ってるダメなモノは納豆とアサリなどの貝類とコーヒーくらい。
まあ、好きじゃないものはいっぱいありますし、快でないものを口にするくらいなら1食2食抜いても構わないという性格は相変わらずですが…^^;
それでもほとんどの嫌いなものは克服できちゃったんです。
さんざん嫌いなものを食べることを強要されていた頃には食べられなかったものが、自由になったら食べられるようになったというのも皮肉な話です。
子供のうちは嗅覚や舌などの感覚器も未熟だったり過敏だったりするので、それで受けつけないものってあると思うんですよ。
だから、私は好き嫌いはあまり気にしなくていい派。
息子にも(食べたこともないのに拒否する以外は)あまり強制しないし、ほんとにダメなものはあえて食卓に出すこともしません。
(大人の皿だけに出したりはする)
まあ、からかう(?)のに使うことはあるけど…^^;
親の好き嫌い、あまり子供には影響しないですよ?
私は嫌いなもので辞書つくれるレベルの子供でしたが、息子は好き嫌い、そんなにないです。
学校の給食も毎日完食してきます。
私が今でもダメな納豆も彼の大好物だし、彼のダメな食べ物「おかゆ」や「アボカド」だって、私は好きだし…。
だいたい息子の大好物の辛いマーボー豆腐やカレー、私あんまり好きではないですもん。(辛くないカレーは好き。)
親が好き嫌いが多いと子供も、というのはよく聞きますし、親の好みが子供に影響するから親も好き嫌いをなくしてまんべんなく、みたいなのってよく言われますよね。
正直私も息子が小さいころは肩身が狭い思いもかなりしましたが、今になってみれば全然関係なかったですw
食べられる息子スゴイ
自分が好き嫌いが多くて、食べることに苦労していたので、息子を見ていると素直にスゴイなーって思うんですよね。
えーあんな苦痛なものをそんなにおいしそうに食べれるの!スゴイ!!って。
バカにしてるんじゃないです。ほんとうに!
だからうちはこんな感じ
お互い「嫌いなものを食べる苦痛」を知っているから、思わず相手を尊敬しちゃうというか。
同病相哀れむというかw
でも、そっちの方が平和でよくない?
「好き嫌いなんてないのがふつうだ!好き嫌いあるのはダメだ!」より、相手の弱点を攻撃せずに受け入れて、相手の優れてるところを褒められることのほうが、何倍も価値があるんじゃないのかな、と思うんですよね。
「食べ物の好き嫌い」が「許せない・嫌い」という矛盾
息子が小さいうちは(義両親と同居していたのもあって)「食べられないのは悪いこと」だっていうのがどーーしてもあったんです。
昭和の人たちは○○が食べられない→コレが食べられないなんてダメだなあ、舌がおかしいんじゃないか、日本人とは思えんな!っていう反応がふつうですしね^^;
でも、よくよく考えたら、「好き」も「嫌い」も同じ、その人を作る個性なんですよ。
「好き」しかなくて「嫌い・無理」なものが何もない人なんて気持ち悪いじゃないですか。
たまたまそれが食べ物だとめっちゃ罵倒されるのは理不尽だと思うんですよねぇ。
その人たち、シュールストレミングやアフリカのイモムシを掘り出してそのまま生で食べるのとかを前にしても同じこと言えるんでしょうかね…?
食べ物ですよ?
好き嫌いはダメなんでしょ?
できないのはダメだ!俺がおいしいと思うものを嫌いなんて許さん!!と押し付けるより
おいしいと感じる人がおいしく食べたら、それでいいんじゃないですかね?
他のものはなんでもそうですよね。
音楽でもスポーツでも、書物でも。
バンドでもチームでも小説家でも、「それが嫌いとか許せない!頭おかしい!!好きじゃなくても応援するべき!!」って言う人がいたら、ああ、ちょっとヤバい人だなと思いますよね。
私から見たら、同じようなものなんですけど…。
将来も特に困ることないんですよ。
だって私、そんなに困ったことないもの。(母はちょっと大変だったかもしれない)
唯一の困ったことは、「好き嫌いを直そうと強制する人・好き嫌いが無い人がエライと思っている人」に攻撃されるということくらい。
そう考えると「好き嫌いを許さない」って、それ自体がなんか矛盾してない?
ほんとうに大事なものはなに?って思うのです。
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