コドモモ!

私とまわりのいろんなハナシ。

この支配からの卒業【サイコパスなクラスのハナシ16】

【スポンサーリンク】

 


こーのしはいからの~そつぎょう~~

って世代がバレますなっ!


いじめの話もそろそろ終盤です。

もうちょっとお付き合いください。


↓このお話の続きです

f:id:euri-kusanagi:20170712113836j:plain

 

ひとつ前のおハナシは

 


そんな感じのいじめが最初から数えて実に4か月以上続きました。

ピークはじゅんこがギプスを付けて

たころで、とにかく毎日ハリネズミのように神経とがらせていましたね…。


しかしこの年私たちは6年生

卒業です。


二月も終わりごろになると学校はほぼ卒業式一色。

 

f:id:euri-kusanagi:20170923172911j:plain


そんな非日常な空気も手伝ってか、じゅんこ(と私)に対する当たりは少しずつ柔らかくなってきました。

 

まあ、それでも無視や悪口は続くんですが…。


ときどき

f:id:euri-kusanagi:20170923172907j:plain

 

じゅんこと誰かがしゃべっているというようなこともあるようになってきました。


まあそれでも今までが今までだったんで、

f:id:euri-kusanagi:20170916214532j:plain

f:id:euri-kusanagi:20170916214536j:plain

気を許せるかっていうとそんなことはないわけですが…

 


私たちにとって卒業はこのクラスから抜け出せる唯一の手段で希望でした。

少なくとも私には感慨なんて1ミリもありませんでしたw


あれほど嫌だった担任Hと離れることも二番目になるくらい、このクラスから脱出することが悲願でした。


だからもちろん卒業式も

f:id:euri-kusanagi:20170922201506j:plain

 

それしか考えて無かったw

 


ちなみに、私たちが進学する中学校の校区は

 

f:id:euri-kusanagi:20170922201458j:plain


いくつかの中学に分散する小学校と、全員が同じ中学校に上がる小学校があって、うちの小学校がどこに該当するかというと


ココ。

f:id:euri-kusanagi:20170922201502j:plain


私立いく子以外は全員同じ中学に行く

 

そう、K子や取り巻きたちともおなじ中学に名ちゃうんですよね…。


そんな感じだったので私だけじゃなく、みんなあんまり感慨はないんですよ。

結局卒業式にも泣いてる子、一人しかいなかったし。

 

担任はHだし


担任Hはお礼参りされないだけありがたく思うべき。

※お礼参り=かつてあった、気に入らない教師を卒業式にリンチする伝統(?)。


だから卒業式終わってもほぼ全員が

f:id:euri-kusanagi:20170922201454j:plain

こんなノリw

 

特にうちのクラスからは私立進学者はゼロだったので、卒業したって通う場所が変わるだけって感じでした。


私も心の底から「これでやっと終わる、せいせいした!」以外なんの感想もありませんでしたw

 

「みんな仲良し」だの「優しくて明るいクラス!」だの、気色の悪い言葉が並ぶ卒業文集もアルバムもそのままゴミ箱に突っ込んでしまいたいくらいの気持ちでした。

(卒業文集のクラスページの表紙は私描いたんだったのに。)

 


卒業式のあとってアルバムにメッセージ書いてもらったり、サイン帳交換したりでみんなクラスに残っているじゃないですか。


正直私は本当にどうでもよくて、じゅんこも親と一緒に先に帰ったし、アルバムも表紙の裏が真っ白なまま帰ろうとしたのですが

f:id:euri-kusanagi:20170923172851j:plain

 

どのツラ下げてって思うんですが、なんなの?非日常な空気になるとなかったことになっちゃうの?

ついていけない…

 

f:id:euri-kusanagi:20170923172847j:plain

 

 

でも

 

 

f:id:euri-kusanagi:20170923172843j:plain

 

屋上への階段の踊り場(人気がないとこ)まで引っ張っていかれたら他にも何人かいて

 

f:id:euri-kusanagi:20170923172831j:plain

 

いじめあるある「謝ってくれるのはうれしいけど、君たちじゃないんじゃない?」。

 

f:id:euri-kusanagi:20170923172828j:plain


まあ、最後の最後は悪くはなかった。

 

じゅんこいたらよかったのになあってすごく思いました…。

 

 

そんな感じで、最後の最後で呪いが解けてきた感はありました。

 


いじめに加わらず、かといって話しかけることもできずで遠巻きにしていた子たちにとっても、このクラスは重苦しくてストレスだったろうと思います。

 

目の前で繰り広げられてる風景がいつ自分になるかもわからないわけだしね…。

K子怖いのわかるよ。


まあだから、傍観者してた子に対して恨みとか不快な感情はあまりありませんでした。

というか、危害を加えてきそうなやつに警戒するのに必死で、そちらに視線を送る余裕すらないよって感じで。

そういえば、いたんだ…みたいな…(ひどいw)


たまに「傍観者が一番悪い」的な言説をみるけど、いや、一番悪いの、いじめするやつだからね。

ほんと、当たり前だけど。

当たり前すぎるけど。


この当時、じゃあ見てただけの子が何ができたかった言ったら、やっぱりなにもできなかったろうな、と思うしね。

 

担任や教師たちはまったくアテにならないし、親だって話を聞いもせいぜい「それはヒドイねぇ」って言うだけだったし。

K子こわいし(二回目)。


この子たちがひどいわけじゃないというのは理解していたし、私は正直あの空気の中でいじめに加わらなかっただけでもありがたかったというか、いいヒトだなと思っていました。

(じゅんこがどう思ってたかはわからないけど)

 

そんな感じで中学へ向けてソフトランディングできたかなという感じだったんですが、中学あがった後でちょっとした、私にとっては最大の、どんでん返しになるんですよね…。


まあ、前の方から通しで見てもらったら「そらそうだろ」って感じの話ではあるのですが…


というわけで、次回は中学あがった後の後日談を書こうと思います。

 

 

f:id:euri-kusanagi:20170712113836j:plain

 

つぎのおハナシは

 

 

サイコパスな担任Hのハナシ④~障害のある子への態度 

勉強嫌いな子が自分から机に向かう!国語記述式問題集【中学年~高学年向け】

一度もいじめのターゲットにならない子【サイコパスなクラスのハナシ7】 - コドモモ!