いじめを乗り越えるには「3人目」が必要だった【不登校にっき38】
二学期後半、息子はまだ相変わらず3~5時間目登校です。
数人の男子からの嫌がらせがあるのもあいかわらず。
ですが、少しずつ風向きは変わりつつありました。
なぜなら
味方が増えた!
いつのまにか二人ぼっちが3人グループになっていました。
息子はiPADを買ってからアプリゲームにハマっていて、三人ともそれで話が合ったようです。
このトモアキくんですが…
底抜けに明るいww
休み時間には教室でもいつでもどこでも、大声で歌って踊るんだそうです。
将来の夢はユーチューバー!
たしかに向いてそう(笑)
息子もヒロキも声をそろえて「はずかしいよ!!」って言うんですが(カワイイじゃんw)、
なんだかんだいって二人とも彼が大好き。
よかったねぇ*^^*
トモアキくんは陽気な現代っ子ですが、意外としっかりしていてまじめくん。
授業中にはぴしっとして、ハキハキ手を挙げて答えるタイプ。
保健室登校した時に「お迎え隊長」をやってくれたり、息子にちょっかい出す子を近づけないように配慮してくれたりと頼もしい存在です。
息子とヒロキはお互い以外のクラスの子全員におびえてた感じだったので、これは大きな進歩だったと思っています。
さらにこのトモアキくんが顔をつないでくれたのか、空気の流れが変わったのか、少しずつこの3人の周りに集まってくる子たちが現れ始めたんです。
大人しめな男の子の小集団になっていきました。
信頼できる子が増えていくって本当に大事なことで、三年生のときもそうでしたが、多少嫌なことがあっても、友達がたくさんいれば切り抜けていけちゃうんですよね…
そんなことも影響してか、ちょっとずつ、ちょっとずつですが、息子の腹痛や学校恐怖症は回復傾向をたどり始めました。
回りの子みんな敵なんだ、という思い込みも少しずつ薄らいでいっているように見えました。
「それに反対するのが2人では、イジメは止まらない。
でも3人目が加わったとき、流れが変わる。」
っていう内容のツイートを以前ツイッターで見たんですが(すいません、どのツイートだが追えませんでした;)、ああ、まさにそれだなあと思ったのでした。
そういう意味で、このトモアキくんは二人の救世主的存在だったのかもしれません。