縄跳び大会はなんのためにあるの！？①～飛べない子を罵倒する【不登校にっき６１】
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うちの学校では３学期に「縄跳び大会」があって、クラス全員で飛ぶ大縄跳びが６年生以外の学年にとっては学年最後のハイライトです。
この大繩、私たちの頃と違って、縄を一人が通れるギリギリくらいに短く持ってかなり速く回して飛ぶ、ハイパー縄跳びみたいな縄跳びなんですよ。
１年生から６年生まで全員。
私たちのころの大繩と言えば「いーち、にーい、さーん」でしたが、今の（？）は「イッ！ニッ！サッ！」くらいで飛んでいく感じ。
５分（３００秒）間で３００～４００回くらいは飛びます。（引っかかっても関係なくのべ何人飛べたかを競います）
正直初めて見た時は「私の知ってる「大繩」と違う…！！」と衝撃でしたし、運動音痴の息子がそれを飛んでる姿を見て腰が抜けそうになりました。
一年生の時は縄跳び大会を見て初めてそのことを知ったママ友数人と
子供のための「おつかれさま会」をやったくらいです。
これは、盛大にねぎらってあげなければ！と(笑）
子供時代は息子に輪をかけて運動音痴だった私は正直「私だったら縄跳び期間中は学校来れないわ…」と思ったほどでした…
で。
担任は体育会系です。
こういうの大好きなんですよね…。
毎年縄跳び大会には命かける宣言してて、昨年は優勝してます（学年で）。
嫌な予感はしてたんですけどね…。
クラスで優勝優勝とハッパかけてるみたいで。
もともと
「クソが」
「なんでできねぇんだ」
「バカなのかてめーは」
「迷惑かけんじゃねえ！」
等々、暴言がひどいということは割に知れ渡っている先生なのですが、それが加速している模様。
いや、参加するからには優勝目指すのは当然ですよ。
それはいいんです。
でも
引っかかった子や縄を見送った子を罵倒する。
担任も罵倒するし、周りの子も同調します。
もちろん子供たちが引っかかった子を責めても担任は一切止めません。
そういう中で女の子が何人も泣きじゃくりながら練習してるんだそうです。
さすがにこの件では女の子のお母さんたちが何人もクレームを入れていました。
いや、たかが学校内の行事ですよ…？
大会っつっても学年４クラスで競うだけですよ…？
飛べない子は昼休み返上。
ちなみに他のクラスの子たちはこの期間、昼休みは自主的に大繩に集まって練習というか遊びの延長として、多いと２０人くらい出たり入ったりしながら大繩をやっています。
楽しそうです。
対してうちのクラスは毎日同じ悲壮な顔した６人固定。
他の子が入っているの見たことないです…。
腕力や走る速さが関係しない縄跳びは数少ない息子の（比較的）得意な競技。
なので息子はあまり罵倒されるようなことはなかったようなのですが（０ではなかった）、息子よりさらに運動が苦手なヒロキ…。
こんな中でヒロキが引っかかったら…
そりゃ当然
こうなると。
罵倒する子もまあ、いつものメンツ中心ではあるみたいなのですが、担任自らもするし、子供たちが言うのも全く止めないので殺伐っぷりがハンパない。
他の子だとそれなりに遠慮もあるし子供たちも全開で罵倒するわけにもいかなかったりするようですが、ヒロキだったら…
それまでのストレスやプレッシャーを爆発させられる…
ショックだったのは息子に「なんで引っかかった子を慰めてあげないの？」って聞いたら
そこから…？
いやいやいや、「ドンマイ」とか「大丈夫大丈夫！」とか、いろいろあるでしょ？って言ったら「ああ、そうそう！そうだっけ！」って……
そんなのだあれも言わない（言えない）って。
どんだけ殺伐した空気なんだ…
これ、昨年までは当たり前に言えてたんですよ。
昨年の担任もおかしな先生だったけど、そういうところはちゃんとしてた。
ちょっと前まで普通だったはずのことがもうわからなくなってるって……
怖い…
これはさすがに私も気になって生活指導担当の先生の耳に入れたのですが
私が迎えに行く昼休みの活動場所が、私がいつも待ってる職員玄関の前からグラウンドの奥の方に移動してただけでした。
なんだろう。
とても不愉快なんだけど…。
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