まだハッパかけてくる担任と「学年が変わったら学校に行ける」という確信【不登校にっき68】
いろいろあって2学期から登校拒否状態が続き、3学期からは1時間目が始まる時間に行って昼休みに早退している息子。
でも先生たちは「このままでは来年度も同じようになってしまうのでは?」という危惧を抱いていることは感じていました。
(あとたぶん評価の問題も…)
だから生徒指導の先生と教頭先生と話をしたときに、学校に来いとハッパかけられる方が逆に行きづらくなること、新学年に変わってクラスになじめないということはたぶんないと思うということを伝えたんです。
ふたりは納得してくれて「今学期は学校に来るよう促しはもうしない」と約束してもらっていました。
が。
えっ。
聞いてない…
息子に聞いてみると
うん。なんかあったようだ。
どういうことなのか詳しく聞いてみたら案の定
もーーーーー相変わらずだなあ。
(半分以上あんたのせいなんですけど!?)
こういう働きかけで今までも何度も後退してるんですけど。
やめてって言ったばっかりなんですが?
3学期に入って、私は「これは来年度新しいクラスになれば自然と不登校から復帰できるだろう」という確信のようなものがあったんですよね。
吐き気を訴える頻度が目に見えて下がってきたのもありますが、そもそもの不登校の原因がだいぶわかってきたからです。
担任のヒロキへのいじめ的な態度や、それに呼応するクラスメイト、そして殺伐した空気。
ああ、息子が怖がっていたのはこれだったんだな、と納得いったんです。
それは学年が変われば全部なくなる。
(うちの学校は年度変わりで毎年クラス替えがあります)
それにね、もともと息子は「新しい環境」というのが得意なんですよね。
引っ越しがあったので、息子が小学校に上がったとき、学年に一人も知り合いがいない状態だったんですが、息子は入学式始まる前にもう友達を作っていて「もともとみんな知ってる子ですよ」みたいな顔してましたからね…
今までもたとえ数時間のイベントみたいな状況でも「その場になじめなかった」なんてこと一度もなかったんです。
これはもう彼の才能でしょうね…
私はそういうことできない子だったので、純粋にうらやましいですw
だから、むしろ新学期はテンション上がって乗り切れるんですよ。と思うんですよ。
むしろ私には新学期になって「なじめない」からと学校へ行き渋る息子の姿が想像できない。
今の学年も1学期は学校行けてましたしね。
もちろん担任が変わって、ユウトと高津のいじめっ子二人が別のクラスなら、ですが。
不登校の子には「そう」なる理由があるんだと思うんですよね。
本やネットやいろんな情報を見ていて、「理由がわからないことは多い」「理由を詮索しても大きな意味はない」ってのはよく見かけました。
でもね、それは「理由がない」ってことじゃないと思うんですよ。
理由はある。ただ表現できないだけ。
でね、今回の息子の場合、この「理由」はかなりハッキリしてるわけで。
担任としては不本意だろうけど。
息子が学校に来れるようになればそれがなかったことにできるんじゃないかと思っちゃうのかもしれないけどおおおお!
ほんと、いい加減もうほっといてくれないかな。
三学期の最後の二か月、毎週毎週生徒指導の先生捕まえて何かしら報告する羽目になってた気がします…。
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