初めて生で落語を見てきました!子供と楽しむオススメ浅草散歩コース
いまや外国人観光客の町と化した浅草ですが、子供と一緒に行くとまたちがう趣があります。
浅草ははなやしきだけでなく、浅草寺や仲見世通り、演芸場など、子供も楽しめるスポットがいっぱいです!
スカイツリーもいいですが、古きゆかしき日本文化的なものに触れてみるのも素敵な休日になるのではないでしょうか?
息子は小学生になって「和柄」や刀、てぬぐい(剣道やってるから)など、日本の古くからある(っぽい)ものに興味を持ち始めたんですよね。
神社仏閣も大好き。
食べ歩きも昔のおもちゃなんかにも興味津々。
なのでちょくちょく行くんです。浅草。
食べ歩きもたのしいですし、小間物屋さんや伝統的なおもちゃ、ミニチュアを扱うお店など、普段あまり見られないようなお店が狭い範囲にぎゅっと詰まっているので子供も飽きません。
特に小学生以上なら、一度演芸場で生で落語を見てみるのはすごくいい経験になるんじゃないかと思います!
というわけで、子供と浅草を楽しむおすすめポイントを紹介します!
街自体がおもしろい!
とにかく街自体がエンターテイメント化されているのが浅草。
つくばエクスプレス浅草駅から浅草寺に向かう途中にはこんな看板も。
下馬=馬から降りること。馬w
こういう小ネタがいろんなところにちりばめられていますw
屋根の上に役者さんがいたりするところもあるので、歩きながら探してみると面白いですよ!
ちなみにホッピー飲み屋街は朝の10時前からもう開いていて、飲んでいる人が…(笑)
アジアン的雰囲気の飲み屋さんがズラッと並びます。
おつまみがおいしそう!
ただ、大人同士で来たいエリアなので、今回は除外w
でも、これでも街中でクダ巻いている酔っ払いは見なかったので、そのへんはさすがの浅草。
浅草寺と仲見世通りで食べ歩き!
浅草寺と仲見世通りあたりは昼前からすごく混むので、行くなら最初に!
駅がたくさんあるので、自分が何線のどの駅から降りるのかチェックしておくといいと思います!
意外に方向を失いやすいので注意です。
とりあえずお参りしたら仲見世通りで食べ歩きもいいですね~。
お昼もたこ焼きなどの軽食で済ませてしまうのも手。
なぜならおやつが充実しているから!
人形焼きもいいですが、夏ならアイスもなかにアイスキャンディ、ソフトクリームにワッフル。
肌寒くなったら揚げ饅頭や大学イモ、どら焼きなどなど、目移りしちゃうくらいたくさんあります!
仲見世エリアはいわゆる昔懐かしい「おみやげやさん」、アーケード通りには小間物屋さんやおもちゃ屋さん、おせんべいやおつけものなどのお土産屋さんの中に「マツモトキヨシ」が入っていたりとおもしろいエリアです。
おせんべい屋さんが試食させてくれたり(値段もリーズナブル!)、おもちゃ屋さんや、
刀型のカサや忍者装束を売っているお店があったり…w
外国人向けなのかもしれませんが、小学生男子のテンションうなぎのぼりw
ネットでも手に入るみたいですが、
こういうの、見つけるのが楽しいんですよね~。
ちなみにこれと全く同じものかどうかはわからないんですが、浅草の店先では1000円でしたw
私のイチオシは、浅草寺をお参りした後、右手の出口から出たところにあるおみやげ物屋さん!
和風×北欧風など、おしゃれな和柄の小物がたくさんなのでお気に入りです!
2階以上がミュージアムになっていて、そちらも覗いてみるとまたちょっと違った浅草が味わえるかと。
ちなみに息子のおみやげは
友禅千代紙でした…
安定の乙女…
子供と落語を聞いてみよう!
私たちの世代になると、もう大人でも生で落語を聞いたことのある人の方が少ないのではないでしょうか。
「笑点」で雰囲気は知っていても、実際演芸ホールで見るとまた違った感じがありました。
おじいちゃん、おばあちゃんがほとんどかと思ったら意外に若い人も多かったです。
親子連れもちらほら。
席は二階席、一階席があって、日曜日の昼過ぎに入ったのですがどちらも9割くらいの入り。
二人並んで座れる席が探せばある、くらいの感じ?
盆暮れGW以外は、行けばたいてい席がないってことはないです、とのことです。
演芸ホールってどういうシステムなの?
浅草演芸ホールは日本でもすでに数少ない落語のための劇場です。
なんと年中無休!
お正月でもやってるんですね…!
午前中11時40分から、落語家さんをはじめ漫才、マジック、曲芸など、いろんな演目をずっとやっています。
いつ入ってもOK!
演目はひとつ10~15分くらいです。
浅草は歩き回って楽しむ街なので、ゆっくり座って休めるところが少ないんですよね。
いつから入ってもいいようになっている演芸場は、食べ歩き、買い歩きして、疲れたなあという頃合いでぶらっと入るのにちょどいいんです(笑)
入るとこんなプログラムをもらえます。
今日はどんな演目をやっているかな?を知りたいときはこちらをチェック!
中でおやつやお弁当を売っているので、お昼はここで、というのもアリだと思います。
チケットは大人2800円、学生2300円、子供(4歳以上)1500円です。
予約や前売りなどのシステムはないので、行きたいときにその場でチケットを買って入るスタイルですね!
演目はどんなかんじ?
私が見た演目は落語、漫才、紙切りでした。
落語は元関取の落語家三遊亭歌武蔵さんや御年88歳の大師匠三遊亭金馬さん、笑点でおなじみの林家木久蔵さんなど、豪華メンバーでした!
どの方もキャラが濃くってすごくおもしろかったですよ!
でも、実は子供と見るならいちばんおすすめなのが「紙切り」さん。
林家正楽さんという方の紙切りだったのですが、下書きも見本もなくスイスイ切っていく手さばきもさることながら、お客さんのリクエストに応えて切るというのがすごかったです!
100m走で9秒台を出した桐生選手にピカチュウ、安倍首相とトランプ大統領、「私の横顔(!?)」などなど…
絵で書けっていわれてもエッてなるようなお題ですが、ものの数分でおしゃべりしながら鮮やかに切っていかれるんです。
どれもすごく特徴とらえててキレイ!
しかも、切った紙はみんなに見せた後、「今日のお土産に」ってリクエストした人にくれるんですw
これ、もらえたらテンション上がるし、いい記念になりますよね~!
裏に色紙あてて額装したい!
リクエストは早い者勝ちみたいなところがあるので、なにをリクエストしようか考えていくのがいいかも。
どの演目も「会場のお客さんと一緒に楽しむ」感じが生ならではですごくよかったです。
何歳くらいからいけそう?
その子にもよるんですが、「にほんごであそぼ」や学校で落語会があったりなど、すでに落語に触れていて興味をもっているのなら小学校上がっていれば全然大丈夫ではないかと思います。
そうでなくても、小学3年生くらいなら十分楽しめると思いますよ!
江戸弁など言葉の使いまわしが独特だったりするので、幼稚園児以下の子は若干難しいかも…?
曲芸や紙切り、マジックなんかは楽しめると思いますが、そういう色物さんは落語の合間、合間でやる感じなので、もし行くならどういう見方をするか作戦を立てていくのがよさそうです。
子供と行くときのポイント
演芸場はいつ入ってもいつ出てもいいのですが、なにぶん席が狭いので、奥まった席だと出入りに苦労します^^;
トイレに立ったり、あきちゃったりしたときのことを考えたら、席は通路沿いか、最前列あたりだといいな、と思いました。
飽きるのが心配なら二階席でもいいと思います。
ただ、紙切りのときにリクエストを聞いてもらえるのは断然1階前列なので、ぜひ最前列あたりを目指すのがおすすめ!
壇上とのやりとりがあったりするのも生の良さですしね!
また、行くなら色物さんの多い昼の部に行くのがおすすめです。
ゆっくり座って休むならどこ?
そうなんです。
歩き回る町なんですよね、浅草って。
大人はよくても、子供にはずっと歩き回るのはきつかったりします。
(大人だってかなり疲れます!)
人も多ので、カフェでも席を探すのがたいへん!
特に昼時~夕方くらいまではだいたいどこも満席です。
お好み焼きやおすし、お蕎麦屋さんなんかもあるにはあるのですが、お昼を食べるのにお店に入っても、ゆっくり休める雰囲気では…^^;;
というわけで、さっきの地図に休憩できるエリアも書いておきました!
参考にしてみてください♪
浅草寺の境内
子供連れで疲れて休むなら、結局浅草寺の境内が一番^^
広くてベンチがたくさん用意してあって、夏も常時ミストをやってあるのでそこそこ涼しい。
ちょっとくらい走り回ったり騒いだりしてもだいじょうぶ。
夏の一番暑い時期以外なら、近くのお店でおやつを買ってベンチで休むのが一番ゆっくりできると思います。
ついでにイベントも堪能
ちなみに週末の境内ではけっこうな頻度でイベントをやっていますw
私が行った日はスーパーアンビュランス(救急車)が来て、救急救護の実演などの消防系のイベントをやっていました。
中も見れる!
※このときはまだ準備中だったみたいです。
これは男の子が喜びそう!
また、浅草寺に向かって右手の出口から出た先にある花戸川公園では定期的にフリーマーケットなんかもやっていて、一般の方や古道具屋さんがお店をだしています。
駅周辺
また、東武スカイツリーラインや地下鉄の駅周りにはファストフードのお店が多いです。
ゆっくりできる雰囲気ではありませんが、疲れちゃって緊急に休むにはいいですよね。
駅の裏側の隅田川沿いは遊歩道にベンチがたくさんあるので、人込みに疲れたらそちらで一休みもいいかも。
スカイツリーやかの有名な(?)アサヒビールの金色のビルなども間近に見ることができますよ~
かの有名なう〇こビル…
子供と一緒だからある発見もたくさん
浅草は下町、楽しむ町なので、「伝統文化」とか堅苦しく考えずに楽しく遊んで帰ってくればいいんじゃないかな、と思っています。
その中で吸収するものって実はとっても大きくて。
そして、子供って目線も視点も大人とは違うので、思いもしないものを発見したりするんですよね。
浅草は普段の街並みとはまたちょっと違うので、これはなんだろう?どうしてこうなってるんだろう?って興味をかきたてられる。
そういう疑問が知的好奇心を育てるので、息子にはぜひいろんなものを見ていろんな体験をしてほしいな、と思うわけです。
そんな体験のひとつに浅草、すごくよかったですよ!
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