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二分の一成人式①~半分以上の子がほぼ同じ作文を読む…【不登校にっき71】

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直近に担任の再検査の子バラし事件や

 

 

ひどい縄跳び大会などもあって、

 


とてもナーバスな状態でのぞんだ授業参観。

 

それも小学四年の最後の授業参観。

そう、二分の一成人式です。

 

私たちの頃はなかった行事だと思うんですが、最近はどこの小学校もやっているようですね。

 

いろんなブログや育児マンガなんか見ていると、この二分の一成人式

 

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すっごく感動!!するらしい。

ただの授業参観と思って行ったら号泣した!なんてのもよく目にします。

 

で、うちの二分の一成人式ですが…まあ、あの担任ですから…

 

 

大事故にならなかっただけ御の字といったところでしょうか。

 

内容は「二十歳の私へ」というテーマの作文を読むのと、合唱だったんですが、シラケっぷりだけがものすごかったです。

 

これは別に私が担任やこのクラスにいろいろと含みがあるからとかじゃなく単純に


クラスの半分以上の子の作文がほぼ同じ内容だったから。


それだけです…。

 

ソツなくこなせるようにテンプレートを配ったんだなーというのが何人か聞いてすぐわかるレベルでみんなおんなじ。

 

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基本この組み合わせ。

 

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ヤル気ゼロw

 

 

もちろん中には素敵な作文を書いている子もいましたが…

 

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ごくごく少数でした。


まあね、別に素晴らしい作文を書かなきゃいけない!とか、いつでも本音を語らなきゃいけない!なんてことはないんですけど、でも、この作文って、授業の時間内に一か月以上かけて書いてるんですよ…

週一回、二時間続きの「総合」の時間を合計で12時間前後使っているはずです。

それで、コレ?

 

で、見てて思ったんですが、作文のデキというか、逃げずに「自分の言葉で」「自分の思い」を言葉にできるかどうかというのは、相手との信頼関係にかかっているんじゃないのかなと。

 

手紙にしろ作文にしろ、内面をさらけ出すのは勇気がいるじゃないですか。

担任やクラスメイトが、それをちゃんと受け止めてくれるのか、そうするに足る相手かどうか、自分の話をちゃんと貶さず聞いてくれるのか…。

誰が信頼できない相手に自分の内面をさらしますか。


休み時間を見てても思ったんですけど、1学期最初の授業参観後には子供たちにたかられてうるさがっていた担任が、

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今見ると周りにいる子はひとり、ふたり。

 

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最初はね、担任もけっこう人気あったんですよ。

休み時間は外で一緒に遊んでくれるし、体力あるし、若いお兄さんみたいだしね。

でも今は用がなければ話しかける子はほとんどいない感じでした。


今までの経緯を見れば「まあそうでしょうな」という感じではありますが…。

クラスの空気は縄跳び大会の練習が象徴的でした。

 


それがこのクソつまんないテンプレに大多数を向かわせたんじゃないのかなあというのは穿ちすぎですかね…。

 

別に作文なんて得意不得意もありますし、前にも書いたようにいつでも素晴らしいものを書かなきゃいけないなんてことはないと思うんですが、単純にとても窮屈そうだなと思ったんです。


子供たちがかわいそうだなと。

 

で。

 

問題はうちの息子。

3学期は朝から登校して昼には帰るサイクルでいたため、


一度も作文を書く授業に出席していません…。

 

大丈夫なのかなあのひと…

 

 

つぎのおハナシは

 

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